初のベスト8ならず
7月3日、日本代表はラウンド16でベルギーと戦い、原口と乾が2点を先制するも、その後3失点を許し、初のベスト8進出を逃した。
日本は前半から、ベルギーの猛攻を吉田、昌子らの体を張ったディフェンスでしのぎ続けた。後半48分、原口が技ありの先制弾を決めると、52分、クリアボールを拾った香川のパスに乾が右足を振りぬき無回転のスーパーシュート。連続得点で2点を先制し、初のベスト8が目前となった。
しかし後半65分にフェライニが投入され、ベルトンゲンの高くループするヘディングから失点するとそれまでの流れが一変、5分後にフェライニに同点弾を許す。
アディショナルタイム4分で迎えた後半49分、本田のCKをキャッチしたクルトワが素早くデブライネにつなぎカウンター。ゴール前でムニエのパスをルカクがスルーし、シャドリが決定的な一発を日本ゴールに叩き込んだ。
そのまま試合は終了、開きかけたベスト8への扉を日本代表がくぐることはできなかった。