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ヨーロッパ遠征から見えたサッカー日本代表の現在地とこの先必要なもの

2017 12/6 14:02Aki
サッカー日本代表
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日本代表とブラジル代表・ベルギー代表の立ち位置

FIFAワールドカップ2018ロシア大会の出場が決まった日本代表。11月の国際Aマッチウィークでブラジル代表、ベルギー代表の2チームとヨーロッパで対戦した。
まず、ブラジル・ベルギーと日本の立ち位置だが、それを比較するためにピッタリな材料、ワールドカップ本大会でのグループ抽選に使用する「ポッドわけ」を参照に説明していく。

FIFAワールドカップ本大会では、まず決勝トーナメントに進出する上位2チームを決めるために、出場32カ国を4カ国ずつ8グループにわけ総当たり戦を行う。この8つのグループは、全世界に向けて生中継で行われる公開抽選会によって決められている。
この抽選会が行われる前に、出場32カ国をFIFAランキングを元に4つのポッドに振り分ける。グループ抽選会ではその1〜4のポッドからそれぞれ1カ国ずつ選ぶ形をとることで、1つのグループに強豪国ばかりが集まらないようになっている。各グループの厳しさを均衡化させているのだ。

日本が振り分けられたのはポッド4。出場32カ国中FIFAランキングが低い8カ国に入った。つまり、グループ内でグループリーグ突破の可能性が最も低いチームだと言える。
一方、ブラジル・ベルギーの両国はポッド1。グループリーグ突破の可能性が最も高いチームである。

日本代表の現在地

2017年11月10日にフランス・リールで行われたブラジル代表戦は1-3。11月14日にベルギー・ブルージュで行われたベルギー代表戦は0-1。日本代表は共に破れている。
ワールドカップ本大会では、ブラジルやベルギーの様なポッド1に振り分けられた強豪国2カ国が同グループになることは無い。しかし「もし本大会であれば」敗退決定だ。

日本がグループリーグを突破するには、ポッド1の強豪国から勝ち点を奪えるかどうかが重要となってくる。勝利できれば最高だが、引き分けも含めた勝ち点を奪うことができるかどうかがグループリーグ突破の大きなカギだ。

日本がこの2試合で勝ち点を奪えなかった事実は「本大会であれば、グループ突破に向けて出遅れた」ということであり、現段階の日本代表は「ワールドカップ本大会でグループリーグ突破の可能性はあるが、有力候補では無い」ということである。

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