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【U20-ワールドカップ日本代表】大会を沸かせた若きサムライ4人衆

2017 8/3 12:07dada
日本国旗とゴールボール
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まずまずの手応えを感じたU20日本代表

2017年に行われたU20代表のワールドカップにおいて、日本代表はまずまずの手応えを感じることができたように思える。
様々なクラブから集められた若きサムライ達は、グループステージを突破し決勝トーナメント進出を果たした。
グループステージは3試合で勝利と引き分けと敗北をそれぞれ1ずつ計上し、決して大満足とはいかなかった。それでも、強豪のウルグアイ代表ならびにイタリア代表に続く形で突破できたことは評価すべきだろう。
唯一の白星だった南アフリカ共和国代表には2得点を挙げて勝利している。
決勝トーナメントでぶつかったのはベネズエラ代表で、延長戦の末に1-0で敗北した。だがこのベネズエラ代表はグループステージで10得点無失点で勝ち上がってきたようなチームであり、大会でも準優勝している。スピード感のある彼らの攻撃をここまで抑え続けてきた守りには及第点を与えたい。
A代表の選手が国際舞台で今ひとつ調子を上げられない状況下で、U20代表の彼らがこれほどの活躍をしてくれれば十分だろう。これからの更なる飛躍と、A代表への昇格に期待がもてる。そんな大会だった。

小川航基の飛び込みが活きた同点弾!

グループステージ初戦、南アフリカ共和国代表との試合では、前半7分に先制点を決められ日本代表の苦しい時間が続いていた。
だが、後半開始早々の48分に久保建英選手(以下、敬称略)からのクロスに反応したのが、小川航基選手(以下、敬称略)だった。小川はゴール前で久保に手を挙げクロスを要求すると、背中を向けていた相手選手の前に躍り出てクロスに合わせた。あまりに一瞬の出来事で小川のポジショニングの素晴らしさには脱帽せざるを得ない。
小川は中村俊輔選手も輩出した桐光学園の出身で、ジュビロ磐田のFWとして活躍している。183cmと大柄ながら、足元が柔らかく使えるためポストプレーも上手い。もちろん、身長を活かして相手選手のマークを引きつけることもできるため、味方選手の動きにゆとりを作ることができる。
決定力不足を嘆かれる日本のA代表の陣容においては、小川でタメを作りFWやMFなど全員でゴールに迫る動きができるのではなかろうか。これからのステップアップに期待したい。
なお小川は、グループステージ第2戦のウルグアイ代表戦で負傷離脱している。
しかも前十字靭帯の断裂を伴うかなりの重傷だ。大会からの離脱はもちろんのこと、これからのキャリアにも影響が出ることも予想される。
しかし本人は「一流の選手というのは、ケガなく順風満帆にやってきたわけではないと思うし、前十時とか半月板はみんなやっていると思う」と語っている。さらには「今このタイミングで良かったと思って前向きにやれればいい」とまで言い切り、これからの復活にも強い意志が垣間見える。彼のようなストライカーを大切にしていきたいものだ。

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