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セビージャFCの概要と2016-2017シーズンを徹底解説!

2017 1/20 10:11
Sevilla FC
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Photo by Maxisport/Shutterstock.com

セビージャFCのこれまでを振り返りながら、2016-2017シーズンの展望も解説していきます。 創設から120年を超えるセビージャFCは、スペインのリーグでは上位候補の筆頭です。 その魅力や強さをぜひご覧ください。

長い歴史と歩むセビージャFC

セビージャFCの創設は1890年。つまり、創設からはすでに120年を超えており、スペインのクラブでもかなりの古株です。
20世紀は不振のシーズンが多く、サッカー界でもその名を知る人は少なかったクラブです。しかし21世紀に入ると、クラブ経営面から刷新。将来有望な若手を積極的に獲得・育成・起用するようになりました。
それらの選手は時に他クラブへ放出され、多額の資金をもたらしました。ホセ・アントニオ・レジェス選手やセルヒオ・ラモス選手はその筆頭です。そして得られた資金で、また別の選手を獲得…。この一連のサイクルにより、セビージャFCは着実に地力を伸ばしてきたのでした。

2015-2016シーズンはタイトルを獲得するも…

セビージャFCは2015-2016シーズンをリーグ7位でフィニッシュ。得失点を振り返ってみても51点と50点でほぼイーブン。まずまずの成績となりました。
ただ、ヨーロッパリーグ(EL)では、3連覇を達成。リーグ戦での鬱憤を晴らすかのような爽快な試合が多く、大舞台での勝負強さを発揮し続けました。このELの結果を鑑みれば、リーグでももっと上を目指したいところ。しかしながら、リーグ戦とその他のカップ戦との両立はどこのクラブも苦しんでいます。結果的にセビージャFCはカップ戦に多くの力を注いだということになるでしょうか。
また、シーズン終了と同時にセビージャFCを率いた名将ウナイ・エメリ監督が退任。クラブの行く末は大いに心配されることになりました。

2016-2017シーズンは順風満帆?

2016-2017シーズンは、15節終了時点でなんとリーグ3位。スペインの3強であるアトレティコ・マドリードが不調ではあるものの、十分に上位としての試合展開を披露し続けています。シーズン開幕直前の不安視はどこへやらといった印象です。
アトレティコ・マドリードからはストライカーのルシアーノ・ビエット選手、中盤にはマンチェスター・シティからサミル・ナスリ選手をレンタルで獲得。高い攻撃能力は他クラブを押し潰すかのような印象さえ受けます。 さすがにFCバルセロナやレアル・マドリードを追い抜くのは難しいかもしれません。しかし、3位でリーグを終えたとしても万々歳と言えるでしょう。

ホルヘ・サンパオリ新監督が変えたセビージャFC

ウナイ・エメリ監督退任後、セビージャFCを率いているのがホルヘ・サンパオリ監督です。彼にはチリ代表をコパ・アメリカ王者に導いた実績があります。 セビージャFCでは主に3バックシステムを用い、中盤でのボール奪取と組み立てを重んじるようになりました。素早く奪い、素早く前線へ出す。彼のサッカーは攻撃的ではあるものの、実に緩急のあるサッカーです。
前述のナスリ選手や、日本の清武弘嗣選手など、中盤にはボール配給に優れた選手も揃っています。そんなセビージャFCには3バックシステムが上手く適合したのです。

これから求められるのは選手層の厚み

リーグ戦で良い結果を出し続けられる以上、これから求められるのはカップ戦との両立でしょう。 スタメンには一流の選手が多く在籍しているセビージャFCですが、ローテーション制を取るとなると話は別です。クオリティがかなり下がってしまうため、元来の攻撃的な布陣は難しいように思えます。
これからの移籍市場では、層の厚みをもたらすことを念頭に置いて補強を進める必要がありそうです。逆に言えば、層が厚くなればリーグ戦でもカップ戦でも上位はもちろんのこと、タイトルの獲得も十分に狙えるのではないでしょうか。

まとめ

21世紀から前進を続けてきたセビージャFC。ELでは3連覇を達成するなど、その名声もかなり高まってきています。 今後選手層が厚くなれば、リーグ戦とカップ戦双方でも満足な結果が得られそうです。 スペインの3強に食い込むこと、あるいは追い抜くことも可能かもしれません。

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