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【検証】キリンチャレンジカップの優勝傾向を分析してみた!

2016 10/28 03:11
サッカー
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Ⓒゲッティイメージズ

サッカーをより楽しむためにも、キリンチャレンジカップの優勝傾向を知りたいと思わないだろうか? そこでこの記事では、過去の優勝国を検証して、その傾向をご紹介する。

そもそも「キリンチャレンジカップ」ってどんな大会?

「キリンチャレンジカップ」は、日本サッカー協会が主催する国際親善試合の名称で、キリングループのサッカー日本代表支援プログラムの一環として行われている。A代表に限らず、アンダー23や女子日本代表の国際親善試合も「キリンチャレンジカップ」と称される。
歴史はそこまで古くなく、1998年のフィリップ・トルシエ監督時代にエジプトと対戦したのが始まりで、その際は1-0で見事日本が勝利を収めている。なお、日本サッカー協会主催につき、会場はすべて日本のスタジアムで行われている。
岡崎慎司や香川真司など、現在、日本代表で中心メンバーとして活躍する選手も、日本代表デビューはキリンチャレンジカップであったことから、近年では若手の代表デビューの場としても注目されている。

そもそもキリンチャレンジカップは優勝を決めるための大会ではない

キリンカップと違い、キリンチャレンジカップは優勝を決めるための大会ではない。ただし、2012年に開催されたキリンチャレンジカップではイレギュラー的に順位が決定されている。
参加国は日本、ブラジル、アメリカ女子代表の3ケ国。結果は日本とアメリカがそれぞれ1勝1敗で、ブラジルが2敗。得失点差は日本とアメリカがそれぞれプラス3だったが、総得点でわずかに日本が上回り、見事優勝を飾っている。そもそも優勝を決定するための大会ではなく、新しいフォーメーションを試したり、若手を起用したりすることを目的としている。
なお、優勝を決定する「キリンカップ」というものがあるので、次の章から「キリンカップ」の優勝傾向を分析して、考察をしたいと思う。

【優勝傾向】キリンカップの優勝回数最多は日本の10回

日本で開催され、毎回出場しているので、当たり前といえば当たり前だが、キリンカップの最多優勝回数は日本の10回。なお、初優勝は日本、タイ、トッテナム、ヴァスコ・ダ・ガマの4チーム(国)が出場した1991年。
ちなみに、トッテナムはイングランドの、ヴァスコ・ダ・ガマはブラジルのクラブチームだ。ホームであることと、クラブチーム相手に日本の代表選手が戦ったことが優勝の要因だろう。
なお、3戦全勝の完全優勝だった。その時の中心選手は、のちにJリーグで活躍するキングカズやラモス瑠偉、北澤豪、武田修宏など、ヴェルディの全盛期を支えた選手がほとんどだった。

1992年以降は国同士が熾烈な戦いを繰り広げる!

クラブチームが参加していたのは1991年が最後。その翌年以降は、国のみの戦いになった。アルゼンチンやフランスやメキシコなどの強豪国も参加するようになり、本格的に国同士の威信をかけて戦う大会へと成長していく。
1993年にJリーグが開幕して、日本のサッカーレベルの底上げが図られてからは、1995年、1996年、1997年に3年連続優勝という記録を作っている。その時の出場国は1995年がスコットランドとエクアドル、1996年がユーゴスラビアとメキシコ、1997年がクロアチアとトルコなど、FIFAランキングでも日本を上回る国相手に検討したといえるだろう。
その後も2000年と2001年、2004年、2007年、2008年、2009年、2011年に順当に優勝。この頃から海外で活躍する日本選手が目立ってきたことから、安定して勝てる実力がついてきた、という結果がわかった。

まとめ

「キリンチャレンジカップ」と「キリンカップ」。 この2つ、似ているようで実は大会概要がまったく異なる大会だ。 今後も定期的にどちらの大会も開催されるので、優勝国に注目して観戦していきたい。

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