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【うずしおパワー炸裂】徳島県のサッカー強豪校5選

2016 8/20 05:15
イメージ画像,Ⓒmakieni/Shutterstock.com
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プリンスリーグ四国を2連覇中!徳島県最強の「徳島市立」

1962年に開校した徳島市立高校は、90年代に全日本ユースを制したこともあるサッカー部を筆頭に部活動がさかんだ。現在は徳島県で唯一のプリンスリーグ四国所属校で、同リーグを2連覇中と、「四国最強」の名を手にしている。

冬の選手権出場回数も14回と徳島県内トップの成績を誇り、今年6月に行われたインターハイ県予選も制し、見事15回目の全国行きを決めたばかりだ。

昨年の選手権で全国への切符を手にした強豪校「鳴門」

鳴門高校は1908年設立の公立校。甲子園出場の常連とも言える野球部は有名だが、サッカー部もそれに負けず、これまで選手権に4回、インターハイに3回出場している。

県大会の決勝で度々対戦する徳島市立とはライバル関係にある。その徳島市立と対戦した昨年の選手権県予選の決勝戦では、スコアレスのまま膠着状態で試合が進むなか、後半37分で放った劇的なゴールで全国への切符を手にした。

新設校ながら強豪校に名乗りをあげた「徳島科学技術」

2009年に3つの高校が統合して完成した徳島科学技術高校は、文部科学省認定のスーパーサイエンスハイスクールとして学会などとのつながりがある。また、進学と就職の双方に強い。

サッカー部は全国大会出場こそないものの、県リーグ1部に所属しており、選手権やインターハイの県予選では徳島市立や鳴門と対戦することが多い。負け試合もあるが、あと一歩のところまで追い詰める試合も増えつつある。

限界のその先を見据えて徳島県王者を目指す「徳島北」

1996年設立の徳島北高校は英語教育に力を入れており、国際英語科を有している。部活動もさかんで、かつて野球部は夏の甲子園に1度出場している。

サッカー部はインターハイで2度の全国大会を経験。2011年、2014年、2015年はプリンスリーグ四国に所属するなど、県内で徳島市立に対抗できる力を維持できている学校でもある。

部のスローガンは「限界のその先へ」。部員63名で力を合わせて、プリンスリーグ四国復帰と全国大会出場を視野に戦い続けている。

選手権出場回数39回、徳島県を代表するオレンジ軍団「徳島商」

1909年設立の徳島商のサッカー部は、選手権全国出場39回と県内でダントツの数字を誇る。ここ数年は全国の舞台にたどり着けず苦杯を舐めているが、かつては選手権やインターハイで4強を達成した超強豪校だ。

チームカラーは目が覚めるような鮮やかなオレンジで、かつて京都パープルサンガやカターレ富山でプレーした元日本代表の黒部光昭も、このユニフォームを着ていた。近年は他校の台頭が目立つが、古豪としての高いチーム力は折り紙付き。しばらくぶりの全国大会への切符獲得を目指している。