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ブラジルサッカーとJリーグ各クラブの関係を探る


日本サッカーと縁が深いサッカー強豪国

日本サッカーにとって縁が深い強豪国といえば、日本サッカー界の父ともいえるデッドマール・クラマー氏の母国ドイツは外せないだろう。 もしクラマー氏がいなければ日本サッカーの今はないはずだ。

しかし近年、Jリーガーがドイツに移籍するという流れはあるものの、ドイツから日本へという動きはかなり少なくなり、現在のJリーグにはドイツ人監督はいない。
もう一カ国、深い関係にあるのはブラジルだ。そもそも、Jリーグ開幕よりもずっと前にブラジルには日系人がいた。その関係で、日本リーグの時代にセレッソ大阪の前身であるヤンマーディーゼルサッカー部は、Jリーグ開幕前にネルソン吉村氏を獲得。ここから一気にブラジルとの交流が深まっていった。

ちなみに2017年6月時点で、J1の18クラブに登録されている選手640人中ブラジル出身選手はなんと39人。隣国である韓国人選手の17人に比べ、日本の真裏にあるブラジル出身の選手のほうが倍以上多いことになる。
ちなみにこの数字は、東京都出身者74人、大阪府出身者57人、神奈川県出身は44人に継ぐ数字で、埼玉県出身者、千葉県出身者よりも多い。

またブラジル人監督も多く来日しており、今季開幕時点で監督を務めていたブラジル人監督はネルシーニョ氏のみだった。そのネルシーニョ氏は2017年8月16日に退任となるが、その少し前に呂比須ワグナー監督が就任しており、まだまだブラジルとの関係は深い。

ブラジルサッカーの常識

ブラジルサッカーには、ヨーロッパはもちろん他の南米各国とも比べられないほどの独自の文化を持っている。
それを象徴するのが背番号とポジションの関係だ。サッカーでは元々背番号がポジションを表していたため、それぞれのポジションのことを数字で表現することは世界中のあらゆる国で行われている。しかし、その番号もブラジルだけは独自の変遷をたどっている。
ちなみにこの番号でポジションを言い換えるのはブラジル人であれば誰もが知っている。まずはその布陣を紹介しよう。

ブラジル人のフォーメーションは中盤をボックス型にした4-4-2。4-2-2-2とも言われる形だ。
そこに番号を重ねると、1番はもちろんゴールキーパー、2番は右サイドバック、3番と4番はセンタバックで、左サイドバックは6番とある。中盤に目を移すと、守備的ミッドフィールダーは5番と8番。攻撃的ミッドフィールダーは右に7番、左に10番となり、フォワードは9番と11番。
ちなみにフォワードが7番と11番で9番が攻撃的ミッドフィールダー、フォワードが7番と9番で11番が攻撃的ミッドフィールダーというバリエーションもある。
このフォーメーションおよび、それぞれの番号はブラジルでは一般常識に近いものとなっている。

「ブラジル指数」を考案

ブラジルの常識とも言えるフォーメーションとポジションを表す番号を踏まえ、「ブラジル指数」なるものを考案した。
2017年のJ1に所属する18チームのほとんどにブラジル人選手が所属している。また過去を含めるとJ1にはブラジル人選手が在籍したことのないクラブは存在しない。ということは、少なくともJ1の18チームがブラジルからの影響を受けていることになる。

「ブラジル指数」とはこのブラジルから受けた影響を数値化したもので、算出方法はブラジル人選手なら一般常識ともいえる、それぞれのポジションを表す2番から11番までの番号を、J1に所属する18チームの実際の背番号(2017年8月21日時点)に当てはめたものだ。
同じポジションの選手がその番号をつけていれば、ポイントをカウントする。
ブラジルで言われている番号と全てのポジションが一致すれば、10ポイントとなりこれが最高ポイントだ。
10ポイントを最高としているため、ポイントが高いほどブラジルの影響を受けているということになる。

「ブラジル指数」ナンバーワンはFC東京

「ブラジル指数」が最も高いのは、全10ポイント中で半数を越える6ポイントを記録したFC東京。
6ポイントの内訳は、2番右サイドバックの室屋成選手、3番、4番の森重真人選手と吉本一謙選手のセンターバック、6番左サイドバックの太田宏介選手、8番守備的ミッドフィールダーの高萩洋次郎選手、9番センターフォワードのウタカ選手だ。
近年までイタリア人監督のマッシモ・フィッカデンティ氏が指揮をとっており、ブラジルの影響は少ないかと思われた。しかしクラブ創世記のアマラウ選手やルーカス選手など、ブラジル人を多く抱えていたチームだっただけあり、ブラジルの影響を強く感じさせる背番号構成となっている。

次いで「ブラジル指数」が高いのは、5ポイントを記録したセレッソ大阪。現在は韓国人の尹晶煥監督が指揮をとっているが、ブラジル人監督レヴィー・クルピ氏が長く指揮をとっていたことからもわかるように、基本的にブラジルとの親和性は高い。
ここでポイントとなったのは、右サイドバックの松田陸選手が2番をつけていることだ。
J1で2番をつける右サイドバックは、FC東京の室屋選手とセレッソ大阪の松田選手の2人だけである。

ブラジルの影響を最も感じさせないのは

意外な結果となったのは「ブラジル指数」が3ポイントに終わった鹿島アントラーズ。
クラブのルーツにはジーコ氏がおりブラジルの影響を最も感じさせるチームかと思われたが、一致しているのは3番のセンターバック昌子源選手、7番のアタッカーペドロ・ジュニオール選手、9番のストライカー鈴木優磨選手の3人のみだ。
守備的ミッドフィールダーが5番でも8番でも無いというところが、ブラジルっぽさを感じさせない。また鹿島アントラーズは従来より右サイドバックが2番をつける文化が根付いていたが、現在は2番を空き番号としていることでブラジル指数が下がったのだろう。

最も「ブラジル指数」が低く、ブラジルの影響を感じさせない結果だったのが1ポイントに終わったサガン鳥栖だ。
そのポイントも、ストライカーの趙東建が9番をつけているというだけ。9番はブラジル以外でもほとんどの国がストライカーの番号となっているため、実質0ポイントと言っても良いぐらいだ。
サガン鳥栖の現監督はイタリア人のフィッカデンティ氏で、選手も2013年を最後にブラジル人選手が加入していないのも特徴的だ。

J1クラブブラジル指数一覧

1位:FC東京 6ポイント(2、3、4、6、8、9番)
2位:セレッソ大阪 5ポイント(2、3、4、7、9番)
3位:清水エスパルス 4ポイント(3、4、9、10番)
3位:ガンバ大阪 4ポイント(3、8、9、10番)
5位:北海道コンサドーレ札幌 3ポイント(4、7、9番)
5位:鹿島アントラーズ 3ポイント(3、7、9番)
5位:柏レイソル 3ポイント(4、9、10番)
5位:大宮アルディージャ 3ポイント(3、4、6番)
5位:川崎フロンターレ 3ポイント(3、4、9番)
5位:横浜F・マリノス 3ポイント(4、5、8番)
5位:ヴァンフォーレ甲府 3ポイント(3、4、9番)
5位:アルビレックス新潟 3ポイント(4、7、9番)
5位:ヴィッセル神戸 3ポイント(3、4、9番)
14位:ベガルタ仙台 2ポイント(9、10番)
14位:浦和レッズ 2ポイント(4、10番)
14位:ジュビロ磐田 2ポイント(3、10番)
14位:サンフレッチェ広島 2ポイント(4、8番)
18位:サガン鳥栖 1ポイント(9番)

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