プロも輩出する県内屈指の強豪校「岐阜工業高校サッカー部」
現在、名古屋グランパスで活躍する荻晃太選手(GK)やFC岐阜で活躍する益山司選手(MF)などを輩出している「岐阜工業高校」。
岐阜県の強豪校として全国高校サッカー選手権大会に過去25回出場、準優勝1回、4回のベスト8進出など、岐阜県の高校サッカー界を牽引している存在といっても過言ではない。
全選手がハードワークで守り、ここぞという時には全員で攻める、“堅守速攻”が伝統のプレースタイル。
ここ10年は選手権に出場しても1回戦や2回戦敗退が多い岐阜工業高校サッカー部。しかし、この堅守速攻を武器に全国制覇を目指してほしい。
自主と自立を重視して心技体を磨く「各務原高校サッカー部」
全国高校サッカー選手権の第94回大会(2015年)で4度目の出場を果たした「各務原高等学校サッカー部」。
11年ぶりの出場ながらベスト16まで勝ち進むなど、「各務原高校サッカー部」の名を全国に知らしめた。
部員数は1年生から3年生合わせて60名ほどと、強豪校の中では決して多い方ではないが、“厳しいトレーニング”と“楽しいゲーム”をコンセプトに、自主と自立を重視して心技体を磨き、全国大会上位進出を狙う。
近年、目覚ましい成績を残す「帝京可児高校サッカー部」
2006年の全国高校サッカー選手権大会に初出場を果たした「帝京可児高等学校サッカー部」。
その後の3年間は全国の舞台から遠ざかるも、89回大会、90回大会、91回大会と3年連続で全国高校サッカー選手権大会に出場している。
その間も県予選では準優勝やベスト4などの目覚ましい成績を残しており、岐阜県を代表するサッカー強豪校の一つと言える。
また、先日行われた2016年高校総体では岐阜県予選決勝で岐阜工業を破って見事優勝。インターハイ出場を決めた。
恵まれた環境で全国上位を目指す「大垣工業高校サッカー部」
岐阜県は大垣市に校舎を構える「大垣工業高等学校」。
学校の周辺には天然芝や人工芝のグラウンドがあるだけでなく、強化遠征なども豊富にこなしレベルを底上げしている。また学校職員が5名、医療チーム2名、ブラジル人GKコーチが在籍しているなど、指導にも力を入れているのが特徴だ。
サッカーはもちろん生徒の個性を殺すことなく人としての礼儀なども鍛えられるなど、生活面でもレベルアップできる環境が整っている。
国公立や有名市立大学への進学も果たす「中京高等学校」
全国高校サッカー選手権に過去1度だけ出場経験のある「中京高等学校サッカー部」。
選手権や高校総体の県予選では優勝回数こそ少ないものの、準優勝18回、3位36回と、岐阜県内では常にトップを争う強豪校の一つだ。
卒業後は系列校である「中京学院大学」の他にも国公立や早慶上智を始めとした有名私立大学へ進学する生徒も多い。
まとめ
岐阜工業高校の一強時代が終わり、現在ではこれだけの強豪校が集う岐阜県。
紹介したどの高校が全国大会に出場してもおかしくない状況になっている。岐阜県予選を観戦する際は、これらの高校に注目してみてほしい。