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歴代の10番から見る、Jリーグのクラブそれぞれのルーツ

2017 8/25 10:07Aki
10 soccer
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サッカーで10番が特別な番号となったのは

サッカーで10番は特別な番号だ。そうなったのは、キングと呼ばれたペレ氏が背番号10をつけていた事に由来している。
なぜペレ氏が10番を背負っていたのかというと、ペレ氏がブラジル代表としてワールドカップに出場した際、たまたま振り分けられた番号が背番号10番だったからだ(当時の背番号はポジションを表すためだけの物で特別な意味はなかった)。そのワールドカップでペレ氏は大活躍をし、背番号10は特別な番号となった。
もしペレ氏が別のポジションの選手だったのなら、サッカー界では別の番号が特別になっていたのかもしれない。
今や世界各国のリーグで、選手それぞれに番号が登録される固定番号制が採用されるようになり、背番号の意味も随分と変わった。
今回は、背番号とポジションの関係から、Jリーグの各チームを考察する。

2-3-5の布陣でプレーしていたサッカー

サッカーの起源は中世ヨーロッパのお祭りにあると言われている。そのルールを統一したのがFA。俗に言うイングランドサッカー協会で、1863年に設立されると、各地でバラバラだったルールを標準化し、統一ルールが制定されることとなった。
この統一ルールはイングランド人の船乗りや労働者達の手により世界中に広められ、ヨーロッパや南米など世界各地にサッカーという競技が広がっていった。
当時のサッカーで使われていたフォーメーションは2-3-5と呼ばれる形。1人のゴールキーパーの前に2人のディフェンダー、その前に3人のミッドフィールダー、さらにその前には5人のフォワードが並んでいた。
それぞれのポジションには最後尾から順番に番号が付けられており、これが背番号のルーツとなった。同じ競技から分離独立する形となったラグビーが、ナンバー8など背番号でポジションを表していたのと同じ形式である。
ただ、サッカーがラグビーと異なったのは、このフォーメーションが伝わったそれぞれの国や地域で独自の発展を遂げた事だ。その結果、それぞれの国や地域で、背番号で表すポジションが変化することになったのだ。

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