背番号2番はどのポジション?番号とポジションでわかるクラブのルーツ|【SPAIA】スパイア

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背番号2番はどのポジション?番号とポジションでわかるクラブのルーツ


ポジションを表していた背番号

Jリーグで固定番号制度が始まったのが1997年。2017年で20年目を迎えることとなり、現在では背番号は選手を表すものとなっている。
固定番号制度が始まる前まで採用されていたのは、先発メンバーが1番から11番までの背番号をつける変動番号制度だ。
少しイメージしにくいかもしれないが、これは日本に限った事ではなく、1990年代までは世界的に変動番号制度がスタンダードだった。 この変動番号制とは、1番はピッチャー、2番はキャッチャーといった形で背番号とポジションが連動している高校野球の背番号に近い。
サッカーでも1990年代までは、背番号はポジションを表すものという概念が強かった。
もちろんチームの絶対的なレギュラーであれば、全ての試合に10番など同じ背番号をつけて試合に出場していた。それでも、その選手が怪我や出場停止により欠場となると、次の試合では別の選手が10番をつけて出場するのだ。
ただ、このポジションや役割を表す背番号には、興味深い事実がある。 同じ番号でも、国や地域によって指しているポジションが異なるのだ。
サッカーという競技は自由度が高いゆえに世界中に広がったスポーツなのだが、その結果それぞれの国で独自に進化した。それがこのユニークな状況を生むことになったのだ。

サッカーのベースとなったフォーメーション

元々、イギリス国内で行われていたローカルスポーツが後にサッカーとなった。 このスポーツを元に共通ルールが作られ、1800年代中盤からイギリス人の手により世界に広がっていった。 当時のサッカーで使用されていたフォーメーションは2-3-5。 ゴールキーパーが1人、ディフェンダーが2人、ミッドフィールダーが3人、フォワードが5人という形である。
そして背番号がつけられたのも、このフォーメーション順だった。ゴールキーパーが1番。2人のディフェンダーが2番と3番。3人のミッドフィールダーは右から4番、5番、6番。フォワードも右から7、8、9、10、11、と最後尾・右側から順に番号がつけられていたのである。

しかしこの2-3-5というフォーメーション、現在の感覚だと誰しもバランスが悪いと感じるだろう。 当時のサッカーは奪ったボールはとにかく遠くに蹴り、競り合うというというスタイルだった為、この2-3-5という形で問題なかった。
その後ショートパスやドリブルというテクニックが生まれ、サッカーという競技そのものが進化すると、相手のフォワード5人に対して、こちらのディフェンダーは2人しかいないというバランスの悪さを改善するチームが出始めた。
この動きは世界中の様々な国や地域で行われ、独自にポジションの移動が行われる事となっていった。 それぞれの国や地域で、ディフェンダーが3人になり4人へ、そしてフォワードの人数が減り、ミッドフィールダーの数が増えていったのだ。

同じ4-4-2でもそれぞれの国や地域により異なる並び方

サッカーの進化にとって大きな役割を担ったのが、1930年に第1回大会が行われたFIFAワールドカップだった。
サッカーという競技が世界中に広がり、半世紀以上経ったこの現代で行われた世界大会。同じルールで行っているスポーツでありながら、全く異なる考え方で進化を遂げた。
世界大会が行われる事で、自然とフォーメーションは世界のどこの国でも同じような形になっていくのだが、それぞれの国や地域で異なる考え方を通して急速に進化していくのである。
その結果、同フォーメーションでありながらも、国や地域によってはポジションが違うという状況が生まれたのだ。

例えば、ブラジルとアルゼンチン。隣国であるこの2国だが、ディフェンダーの並び方だけをとってもこの両国でそれぞれのポジションを示す番号が異なる。
この両国は、同じ様なタイミングでディフェンダーを4人へと進化させたのだが、ブラジルではディフェンダー3番と2番の選手の間に、右ミッドフィールダーである4番が下がり、左ミッドフィールダーだった6番が3番と2番の左側に下がってくる形で4バックが形成された。
最終ラインの4人は左から並べると、6番、3番、4番、2番の選手の順だ。
しかしアルゼンチンでは、3番と2番の間に下がったのは6番、そして4番の選手は3番と2番の右側に下がった。つまりアルゼンチンでは最終ラインは右から3番、6番、4番、2番と並ぶ形になったのだ。
ブラジルとアルゼンチンという隣国であっても、下がってくる場所が異なっていたのである。

2番をつけるセンターバック

日本では、かつての読売クラブ(現在の東京ヴェルディ)や鹿島アントラーズなど、ブラジルサッカーの影響を色濃く受けたチームが多く、その影響はリーグ全体にも及んでいる。

それを証明するのが背番号2番をつけた選手のポジションだ。
現在は欠番となっているものの、鹿島アントラーズでは、名良橋晃氏や内田篤人選手など歴代の右サイドバックが2番をつけていた。そして今シーズンも、セレッソ大阪の松田陸選手やFC東京の室屋成選手など、数多くのクラブで背番号2番は右サイドバックのポジションを務める選手が付けている。

しかし一部、2番を別の選手が付けているクラブもある。
大宮アルディージャやサンフレッチェ広島、アビスパ福岡は、固定番号制度が始まって以降、2番を背負う選手は一貫してセンターバックなのだ。
ここからわかるのは、この3チームは、Jリーグの他のチームと比べると、ブラジルサッカーからの影響をそれほど受けていないということだ。
もちろん今では、様々な要素が絡み合っているので例外もあるが、それぞれのクラブのルーツ、黎明期に活躍した監督や外国人選手の影響を受けているのだろう。

背番号からルーツがわかる

近年では世界的交流が盛んに行われるようになり、世界中の情報が簡単に集められる様になった。
それは日本も同様で、様々な国や地域のサッカーが簡単に見る事ができる。Jリーグにも様々な国から監督が就任するようになり、選手の国籍も多種多彩だ。

長い時間ををかけて独自の歴史を積み上げた南米やヨーロッパの強豪国に比べると、確かに日本は劣るだろう。しかし、洗練された様々な国のサッカー文化を受け入れることができるという利点もあるのだ。

強豪国と比べ歴史の浅い日本サッカーも、固定番号制度になって20年である。各チームの選手がこれまでつけてきた背番号の歴史や、現在の背番号の内訳を細かく調べていくと、それぞれのチームのルーツが見えてくる。
自分が応援しているチームや選手のルーツはどこにあるのか。そういった部分を探していくのもサッカーの楽しみ方の1つではないだろうか。

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