和歌山県にある初芝橋本高校とは
和歌山県橋本市にある初芝橋本高等学校。私立の学校として中学校も併設されていて、中高一貫教育もおこなっている。そして普通科には国公立コースと立命館コース、総合進学コースがあり、難関大学への進学を目指す学校としても知られている。
また勉学だけではなくさまざまなスポーツ活動も活発で、バスケットボール部や野球部などが有名だ。なかでもサッカー部は全国的にも強豪校として知られており、多くのプロサッカー選手を輩出している。
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和歌山県でスポーツ活動が活発な学校として知られている初芝橋本高校。なかでも素早い縦への攻撃スタイルが伝統的なサッカー部は、強豪校として全国的にも有名だ。そんな初芝橋本学校サッカー部の魅力や、強さの理由を紹介していく。
和歌山県橋本市にある初芝橋本高等学校。私立の学校として中学校も併設されていて、中高一貫教育もおこなっている。そして普通科には国公立コースと立命館コース、総合進学コースがあり、難関大学への進学を目指す学校としても知られている。
また勉学だけではなくさまざまなスポーツ活動も活発で、バスケットボール部や野球部などが有名だ。なかでもサッカー部は全国的にも強豪校として知られており、多くのプロサッカー選手を輩出している。
県予選の和歌山大会、そして全国大会でも大活躍の初芝橋本高校サッカー部。全国高等学校サッカー選手権大会へは14回、全国高校総体サッカー大会は13回もの出場回数を誇る。
また初芝橋本高校は和歌山ブロックを勝ち上がるだけではなく、全国大会でも数多くの成績を残しているのも特徴だ。なかでも1995年の第74回全国高等学校サッカー選手権大会ではベスト4、2006年の総体THE近畿では準優勝を飾るシーンなど全国大会での勇姿がファンの記憶に残っている。
全国大会でも活躍を見せる初芝橋本高校サッカー部の強さの理由は、やはりサッカーをする環境と練習量にあると言えるだろう。
まず初芝橋本高校がある橋本市は周囲に三石山や神福山、国城山など緑豊かな山々に囲まれた場所にあり、生徒たちがスポーツをするのに最適な環境だ。そして校内には土のサッカーグラウンドがあり、それに加え野球部のグラウンドである外野の天然芝を使っての練習もおこなっている。
また週に一度はバスで30分ほどかけて奈良の人工芝グラウンドでの練習もしており、さまざまなシチュエーションのグラウンドで練習していることも強みだ。
元日本代表の吉原宏太選手やJリーガーの酒本憲幸選手、海外へと渡った川中健太選手などを輩出した初芝橋本高校サッカー部。そんな数多くのプロサッカー選手を育てたチームには、日々の練習メニューに加えて“追い込み合宿”と呼ばれている練習方法がある。
冬の全国高校サッカー選手権大会とインターハイの予選が始まる前に学校に泊まり、10kmほどの距離を毎日走り込む。これは基礎となる力をつけ試合で走りきる体力をつけるためであり、今やチームの伝統行事となっている。
和歌山で強豪校として知られている初芝橋本高校サッカー部。チームの伝統的なプレースタイルは縦への素早い攻撃だ。練習ではクリアボールから素早くカウンターを仕掛けてゴールまで持ち込むなど、日々連携ブレーの精度を上げるメニューを実践している。
また熱血漢として知られている阪中義博監督の存在も、チームにとって大きな強さの理由だ。厳しいだけではなくチームと選手のことを第一に考え、監督の的確な指示と指導が選手たちの支えになっている。
和歌山県の強豪校として知られている、初芝橋本高校サッカー部の魅力や強さの理由を紹介した。2017年も高知に遠征し試合をおこなうなど、活発にサッカーに取り組んでいるサッカー部。全国制覇を目指して日々練習を重ねており、とても活躍が楽しみなチームとなっている。