京都橘高校とは
京都橘高校は、京都府京都市にある私立の中高一貫高校で、その歴史は古く、1902年に創立されている。創立以来100年近くの間女子校だったが、2000年に男女共学となった。学科によっては海外留学をする事ができ、学業にも力を入れている。
また部活動も盛んで、全国で活躍しているクラブが多くある。中でも女子バレーボール部、男子サッカー部、女子サッカー部、吹奏楽部などは全国でもトップクラスの実績を誇る。
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全国選手権大会、準優勝の実績を持つ京都府の強豪校が京都橘高校だ。 成長著しい京都橘(たちばな)高校サッカー部だが、今後全国を制覇することはできるのか? 今回は京都橘高校サッカー部について紹介する。
京都橘高校は、京都府京都市にある私立の中高一貫高校で、その歴史は古く、1902年に創立されている。創立以来100年近くの間女子校だったが、2000年に男女共学となった。学科によっては海外留学をする事ができ、学業にも力を入れている。
また部活動も盛んで、全国で活躍しているクラブが多くある。中でも女子バレーボール部、男子サッカー部、女子サッカー部、吹奏楽部などは全国でもトップクラスの実績を誇る。
京都橘高校自体の歴史は100年を越え、古いだが、女子高から共学となったのが21世紀に入ってからであり、従って男子サッカー部の歴史は古くはない。しかし、2000年に創部されたのにもかかわらず、2007年に高校総体予選で優勝、2008年には選手県予選で優勝と順調にステップアップしている。2013年には2度目の選手権出場を果たし、準優勝という結果を残した。
その後も京都代表の「常連校」となりつつあり、京都屈指の強豪校へと成長している。
主に地元のクラブチームでもある、J2京都サンガFCに所属している選手が多く在籍していた。小屋松知哉(こやまつ ともや)選手、仙頭啓矢(せんとう けいや)選手、岩崎悠人選手などだ。
小屋松選手、仙頭選手などは全国選手権準優勝に大きく貢献したメンバーでもある。(共に5得点で得点王を獲得)岩崎選手は選手権93回、95回大会で優秀選手に選出されており、全国でも有数のプレーヤーとして知られていた。U-19日本代表にも選出されており、将来の飛躍が期待される選手だ。
京都橘高校のサッカーは、巧さがあることはもちろんのこと、最大の強みはフィジカルにある。その基となっているのが週一のフィジカルトレーニングだ。関節の可動域を広げるストレッチ系のメニュー、アジリティを鍛えるサーキットトレーニング、ジャンプなどのメニューをこなす。
トレーナーのもと正しい姿勢で反復することで、ゲーム中にも随所に強さを見せ、簡単に倒れないなどの安定したプレーを見る事ができる。他にはヨガを取り入れるなど、他の伝統校などと比べて一風変わった練習に取り組んでいる。
京都橘高校は全国高校サッカー選手権大会には2012年から5年連続で出場している。そのため、今後も京都勢は京都橘高校を中心としていきそうだと予想される。しかし、準優勝以下は混沌としている。京産大附属高校、洛北高校、久御山高校など、惜しくも優勝は逃しているものの地力がある高校もひしめいており、特に洛北高校は全国制覇の実績も持っている。
優勝したのは1967年なので時間は経過しているが、しかしながら近年でも京都の上位に安定して留まっている。京都橘は優勝候補の筆頭ではあるが、決して楽勝ではないことが予想される。
京都の代表といえば「京都橘」と言われるほどに全国での知名度も高まっている。 毎年のようにJリーガーを排出していることからもその実力はわかるだろう。 しかし、あくまでも選手が目指すのは全国制覇だ。京都橘高校サッカー部の悲願達成に注目しよう。