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【徹底分析】都道府県別サッカー選手輩出ランキング

2017 5/1 19:13dada
サッカー
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Photo by Naypong/Shutterstock.com

サッカー選手を多く輩出している都道府県をランキング化し、その概要や秘密にも迫っていく。 日本サッカーを牽引している都道府県はどこなのか。一緒に考えていこう。 ※人数データは2017年2月時点

第5位!千葉県

千葉県は99人のJリーガーを輩出している。高校サッカーでは流通経済大柏と市立船橋の両校がとても有名で、ここから多くのサッカー選手が誕生している。両校の名声には確たるものがあり、全国から優秀な選手たちが集まる。その中で切磋琢磨し、やがてJリーグ入りをする選手が出てくるのだ。
千葉県出身のサッカー選手では、鹿島アントラーズに所属している鈴木優磨選手が有名だ。千葉県の銚子市出身の鈴木選手は、鹿島アントラーズの生え抜き選手で人気も抜群だ。これからにも期待が集まる注目選手だ。

第4位!大阪府

大阪府は110人のJリーガーを輩出している。高校サッカーでは大阪桐蔭や履正社、東海大仰星など名門高校が数多くひしめいている。
さらに、ガンバ大阪やセレッソ大阪など地元を代表する強豪クラブの本拠地でもあり、サッカー選手を目指す若者たちも多いのだ。やはり、地元に有名なクラブが存在していることは若手の育成にも一役買っているようだ。
日本代表の本田圭佑選手も大阪出身のサッカー選手で、ハングリー精神の塊とも言うべき生粋の大阪人だ。大阪出身者が必ずしもハングリーとは言えないが、そういった精神を持つ選手が多いことも事実だ。彼らはプロへの道を邁進している。

第3位!埼玉県

埼玉県は114人のJリーガーを輩出している。地元には浦和レッズと大宮アルディージャという強豪クラブが存在している。
浦和レッズでは発足当初から育成に重点を置いており、ユースチームも好成績を収めてきている。海外遠征も組まれており、多くのユース出身選手たちがこれからもプロ選手として飛躍を遂げることだろう。
地元クラブの育成組織の充実度がプロ選手の誕生の増減を左右しそうだ。さらには、浦和レッズという絶大なブランド力も育成に一役買っているのだろう。

第2位!神奈川県

神奈川県は148人のJリーガーを輩出している。あの中村俊輔選手や藤本慎吾選手は、神奈川県の名門桐光学園が生みだしたサッカー選手だ。
さらに、神奈川県には多くのサッカークラブが本拠地を置いている。横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、横浜FC、SC相模原、Y.S.C.C.横浜の計6クラブ。この数は群を抜いている。
地元で活躍できるクラブが多いので、選手もプロ生活への足取りが軽くなるのかもしれない。

第1位!東京都

第1位の東京都は159人のJリーガーを輩出している。クラブはFC東京や東京ヴェルディ、町田ゼルビアなどがある。
159人という人数には、東京という地理的な利便性が関与していることは当然だろう。しかし、Jリーグ発足時に飛躍を遂げた東京ヴェルディの活躍も影響しているかもしれない。
近年ではFC東京の育成も素晴らしく、日本のメッシこと久保建英選手をはじめとした注目の若手選手が続出している。おそらくこれからも、東京都出身の選手が日本のサッカー史を支えていくことだろう。

まとめ

Jリーグに挑戦するサッカー選手の人数は県ごとでまちまちだが、地元に名門高校と強豪クラブがあることが大きく影響しているようだ。 ただ、J2リーグのクラブも成長を続けているし、日本サッカーそのものも少しずつではあるが研究と発展を続けている。 これから各県で、素晴らしい選手が数多く育ってくれることだろう。