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ニューバランスカップって何?大会の概要とその役割を考える


通称裏選手権 その概要とは?

ニューバランスカップは高校生年代の大会で、正式には、新春高校サッカー強化研修大会ニューバランスカップin時之栖(ときのすみか)という大会名になる。この大会名になったのは、スポーツシューズのメーカーであるニューバランスジャパンが特別協賛することになった2016年からで、それ以前は開催地の静岡県にある時之栖にちなんで時之栖カップという大会名だった。
2017年大会で21回目を迎えたこの大会、大会名に新春とついていることからも分かるように、1月の頭に行われる。高校サッカーで1月といえば全国高等学校サッカー選手権大会が真っ先に思い浮かぶと思うが、このニューバランスカップは、いわば高校選手権に出場することができなかったチームの大会だ。ちなみに高校選手権と同時期に行われることから通称「裏選手権」と呼ばれている。
この裏選手権には後述するが、全国の強豪校が多数出場し、中には全国制覇を経験しているチームもいる。 大会は、2017年の場合1月3日~1月6日の4日間で行われ、全48チームの中から優勝チームを決定する。

出てくるチームがとにかく豪華

このニューバランスカップ、裏選手権と呼ばれることだけあって、出場チームがとにかく豪華だ。
2017年でいうと、出場チームは48チームだった。そのうち、北から盛岡商業(岩手)、武南(埼玉)、流通経済大柏、習志野(いずれも千葉)、帝京(東京)、静岡学園、藤枝東(いずれも静岡)、四日市中央工業(三重)、は本家の高校選手権での優勝経験を持つチームだ。また、優勝経験こそないものの、作陽(岡山)、矢板中央(栃木)、中京大中京(愛知)などなど、全国大会でもよく聞く名前のチームが数多く出場している。
出場しているのは「選手権に出場できなかった」チームではあるが、だからといって弱いチームなんてことはまずあり得ないのだ。本家選手権はテレビ中継などもあり冬の風物詩として多くの注目を集めるが、ニューバランスカップもサッカー界では名の知れた、そして高いレベルで争われる大会だ。

開催地時之栖は隠れたサッカーの聖地

ニューバランスカップは2017年大会だと、4日間で48チームの中から優勝チームを決定している。大会は、まず予選で4チームごとの計12グループによる総当たりのグループリーグ、そして各リーグ1位の12チーム+2位の成績上位4チームの計16チームでの決勝トーナメントを行う。わずか4日間の間にたくさんの試合を行うことになるのだが、それを可能にするのが開催地である時之栖だ。
時之栖は静岡県御殿場市と裾野市にある、サッカーグラウンドと宿泊施設を備えたスポーツ施設だ。この施設には人工芝と天然芝のグラウンドが計17面もある。 日本全国を見ても1つの施設で多くのサッカーコートを有している施設はそれほど多くはなく、高校サッカーのみならず、日本サッカー界にとっても貴重な存在になっている。
関東大学サッカートーナメント大会兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選であるアミノバイタルカップの一部は時之栖で行われている。
また、日本サッカー協会によるエリート選手養成機関であるJFAアカデミー福島は東日本大震災後当初の活動拠点であった福島県のJヴィレッジから時之栖へと一時的に移ってきている。 この時之栖のスタッフ阿部さんの発言からは施設に対する思いを感じることができる。

「大事なのは、食べること、寝ること、サッカーをすること。だから、ここではサッカーをするだけでなく、腹いっぱい食って寝られるようにしてあげたい。合宿や試合で来た人たちが、成果に満足して帰ってもらえるような施設にしたい」

出典: web Sportiva

このようなサッカーに対する思いが今の時之栖の施設としての価値を高めているのではないだろうか。 時之栖という名前を初めて聞いた人もいるかもしれないが、実はサッカー関係者の中では誰もが知っているような隠れた聖地なのだ。

ニューバランスカップの結果はその年に大きく響く?

その年の高校選手権敗退でありながら全国レベルの強豪校が揃い、しのぎを削るニューバランスカップだが、この大会を経てどのように成長していくのだろうか?
過去の結果を振り返ってみると、この大会に出たチームが翌年、高校選手権で活躍しているというデータが出てくる。

2004年1月に行なわれた時之栖カップの決勝で、鹿児島実業と市立船橋が対戦し、鹿児島実業が優勝したのだが、次の年(2005年1月)の高校選手権の決勝が同じカードになり、そこでも鹿児島実業が優勝したんだ。これはすごいなと思っていたら、その年(2005年1月)の時之栖カップで優勝した野洲も、次の年(2006年1月)の選手権で優勝してしまった。

出典: web Sportiva

このように、ニューバランスカップで活躍したチームが翌年の高校選手権で活躍するというケースは少なくない。
実際に2016年から2017年にかけて行われた高校選手権においても出場した東海大仰星(大阪)、佐野日大(栃木)はベスト4にまで進出したが、前年はニューバランスカップに出場している。この2チームを含め先の高校選手権出場チームのうちなんと10チームが昨年のニューバランスカップに出場していたそうだ。全国の強豪校と戦うことができるこの大会はチームの成長において大きな役割を果たしていると言える。

サッカー選手の育成という面を持つ大会

ニューバランスカップは研修大会であるため優勝チームを決めるが、同時に選手たちが多くの試合経験を積むことができるという側面もある大会だ。 例えば、予選のグループリーグで敗退したチームはそれで終了となるのではなく、フレンドリーマッチが組まれ、グループリーグ後も試合をすることができる。これを可能にするのは先述の通り時之栖という施設によるものだ。
また、サッカーでは通常レッドカードで退場者が出ると1人選手が減ってしまうが、ニューバランスカップは退場者が出ても代わりの選手を補充することができ、常に11対11で試合を行うことができる。
現在ニューバランスカップと呼ばれる時之栖での試合はこれまでに21回行われ、既に多くのサッカー関係者に認識される大会となっている。この大会に続く新たな大会として「ニューバランスチャンピオンシップ」という大会が2016年に行われた。これはU-11、U-12、U-13、U-16を対象とした大会で、出場できる年代で区切った大会だ。この大会は小・中・高の育成年代の選手の育成を目的とした大会だ。このニューバランスチャンピオンシップもニューバランスカップ同様全国の強豪校が集まることから非常にレベルの高い試合が展開された。
このように、静岡県御殿場高原時之栖で行なわれるニューバランスチャンピオンシップ、ニューバランスカップは、共に日本サッカーの選手育成に大きな一役を買っている大会と言える。

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