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2017年はどうなる?群雄割拠の高校サッカーを考える

2017 4/12 11:20芝田カズヤ
サッカー 試合
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2016年は青森山田の年だった

2016年の高校サッカーを振り返った時にまず思い浮かぶチームは青森山田高校なのではないでしょうか? 第95回全国高等学校サッカー選手権大会での決勝は終始ペースを握り群馬の前橋育英を5-0で下し初優勝したのは記憶に新しいところだと思います。
また、高校のサッカー部とクラブチームが一緒のリーグで戦い高校生年代の真の日本一を決める高円宮U-18サッカーリーグの1部であるプレミアリーグも制覇しJリーグの下部組織なども含めて2016年の日本一に輝いていることからも2016年の高校生年代のサッカーは青森山田が主役だったと言えます。
そうなると必然的に2017年の青森山田はどうなるのか?ということが気になる人も多くなるとは思いますが、そんなに簡単ではないということが近年の高校サッカーを取り巻く環境からわかり、2017年の高校サッカーも面白くなりそうな予感を駆り立ててくれます。

連覇することは容易いことではない

チャンピオンチームが連続して活躍するということは決して簡単なことではありません。 世界のサッカーを見てみても例えば2010年のFIFAワールドカップで優勝したスペインは2014年のワールドカップではグループリーグ敗退となりました。また女子なでしこジャパンは2011年ワールドカップ優勝、2015年ワールドカップ準優勝と好成績を残してきましたが、2016年のリオデジャネイロオリンピックはアジア予選で敗退し出場権を逃すという苦境に立たされています。
これは高校生のスポーツにも同じことが言え、例えば夏の甲子園で連覇を達成した高校は過去5チームありますが、うち3チームは戦前の記録です。
高校サッカーでは、2000年代に入ってからの高校選手権を見てみると、国見高校が2000年2001年と連覇をしています。しかし、2005年~2016年までの計12大会のうち10大会優勝経験校が優勝するのではなく、軒並み初優勝校となっていて、高校サッカーにおける力関係が変わりつつあり、たとえ強豪校と言えど、一筋縄ではいかない様相を呈しています。
或る年に効果のあった作戦や戦略が翌年も効果的ということはほとんどなく、そういう意味でも、毎年、毎年違った面白さがあると言えます。

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