コンフェデレーションズカップ2017年の出場国をおさらい
まずはコンフェデレーションズカップ(以下、コンフェデ杯)の出場国をおさらいしておきましょう。
コンフェデ杯では翌年のワールドカップ(以下、W杯)開催国や招待国、そして6大陸の王者が集って戦うカップ戦です。
2018のW杯の開催国であるロシアのほかには、カメルーン、ポルトガル、チリ、オーストラリア、メキシコ、ニュージーランド、そして2014年のW杯優勝国であるドイツが出場します。
これらの国には、ヨーロッパの5大リーグで活躍する選手も多く、タフな試合展開になることは間違いありません。
優勝最有力!?ポルトガル
ポルトガルは優勝候補の筆頭かもしれません。
というのも、2016年のEUROでは勝負強さを随所で発揮。並み居る強豪を抑え、決勝戦ではエースのクリスティアーノ・ロナウド選手を欠きながらも優勝を成し遂げました。
チームの士気は高く、ベテランと若手の選手のマッチングも素晴らしいです。これからの活躍が期待されるオーガナイザー、レナト・サンチェス選手や、ベテランアタッカーであるクリスティアーノ・ロナウド選手、リカルド・クアレスマ選手らの攻撃には期待十分!
EUROに続き優勝したとしても、不思議ではありません。
W杯王者!優勝の可能性アリのドイツ
ポルトガルに匹敵するほど優勝の可能性が高いのはドイツ代表でしょう。
ドイツ代表にはどのポジションにも逸材が揃い、選手層の厚さは他国の比ではありません。選手層が厚ければ先発する選手をローテーションでまわすこともできますし、試合中の選手交代で相手陣営を混乱させることができるでしょう。
また、GKマヌエル・ノイアー選手の存在感は抜群で、前回のW杯同様にやすやすとゴールを奪われることはないでしょう。
主力選手がケガなどで離脱しても、ドイツには無関係。圧倒的な戦力差で試合を支配することもできます。
変幻自在のサッカーで上位入賞?メキシコ
メキシコ代表も上位入賞の可能性が高い国でしょう。
メキシコにはチチャリートことハビエル・エルナンデス選手や、2014年のW杯でブレイクしたGKオチョア選手がいます。
チーム全体で緩急をつけた変幻自在のサッカーをするのが得意です。いくら相手が格上だとしても、メキシコ陣営の個人技の質の高さやリズムの良いパス回しにはついていけなくなる可能性があります。
ただ、前述のポルトガルやドイツ代表に比べると、5大リーグでのプレー経験がない選手が多いため、どれだけ集中力を切らせないことができるかが重要になるはずです。
ダークホース!屈強なカメルーン
2017年のコンフェデ杯ではカメルーン代表がダークホースです!
カメルーンはアフリカネーションズカップで優勝。優勝が期待されていたセネガルやガーナを抑えてみせました。
チームには若く屈強な選手が連ねています。他国よりもテクニックでは劣りがちですが、試合終盤まで続くであろう豊富な運動量があれば、大どんでん返しも十二分にあり得ます。
解決すべきはチームの選手同士の連携でしょう。過去のビッグマッチであったような、チームの輪を乱すような事件がないことを祈ります。
まとめ
コンフェデ杯は翌年のW杯の前哨戦とも言うべき大会です。
2017年のコンフェデ杯では、ポルトガルやドイツが優勝候補筆頭です。しかしながら、メキシコやカメルーンも黙ってはいないでしょう。
ぜひ大会を観戦して、各国のサッカーを観比べてみてくださいね!