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なでしこリーグ開幕!ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

2017 3/29 18:30Aki
サッカー選手,イメージ画像,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

リーグ戦では厳しい結果となったものの、リーグカップでは若手選手の成長もあり決勝進出を果たしたジェフユナイテッド市原・千葉レディース。 3月26日から始まる今季は、さらなる若手選手の成長に期待が集まるシーズンだ。 そんなジェフユナイテッド市原・千葉レディースを紹介する。

ホームタウン運動の一貫として生まれたチーム

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースが創設されたのは1992年。Jリーグジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)のホームタウン運動の一貫として結成され、創設当時は千葉県内や関東の大会に出場するチームだった。
そのチームが1995年、関東第一代表として皇后杯全日本女子サッカー選手権大会に初出場を果たすと、同年に関東女子サッカーリーグで初優勝。そして1997年?1999年に関東女子サッカーリーグ3連覇を果たし、当時のL・リーグに加盟。2004年に2部制となると2部に配属。当時は女子サッカーの第一人者である元日本代表の鈴木政江さんが選手兼監督を務めており、その鈴木さんが選手を引退をするとGK登録の選手が0となるという厳しいチーム状態だった。

2009年からは1部に定着

しかし、2005年にJリーグのジェフユナイテッド市原・千葉でプレーした上村崇士氏が専任監督として就任すると、セレクションを実施するなど本格的な取り組みを行い、2007年には2部で2位となり入れ替え戦に出場。惜しくもPK戦の末に敗れてしまうが、翌2008年にはリーグ戦無敗となる13勝3分で優勝、悲願の1部昇格を達成する。
2010年、2011年にはなでしこジャパンのストライカー丸山桂里奈選手、2013年には川村優理選手が活躍し、川村選手と共に新潟から加入した菅澤優衣香選手が2014年、2015年と2年連続得点王となるなど、チームは1部リーグに定着する。

モットーは走る・闘う

チームの中心選手はFWで10番を背負う深澤里沙選手。チーム最年長ながらチーム一の汗かき屋でもあり、深澤選手の走る姿こそジェフユナイテッド市原・千葉レディースの魂といえる存在だ。
また、最終ラインで抜群のキャプテンシーを発揮する櫻本尚子選手も「走る・闘う」を体現する選手の1人。身長187cmと世界基準の高さを持つなでしこジャパンのGK山根恵里奈選手ら、中堅・ベテラン選手がしっかりとそのチームのモットーを若手選手に伝え、昨季はリーグ戦は厳しい成績に終わったが、若手選手の成長もあり、なでしこリーグカップでは決勝進出を果たした。

エース菅澤選手の退団

しかし、2017年開幕にあたり、菅澤優衣香選手の浦和レッドダイヤモンズレディースへの移籍が発表される。
菅澤選手はなでしこジャパンに2010年から選出され続け、2015年にカナダで行われた女子ワールドカップでもゴールを決めたストライカー。2014年、2015年は2年連続なでしこリーグ得点王にも輝いた、リーグナンバーワンとも言えるゴールゲッターだ。
チームにとってはかなり大きな存在が去ることとなってしまうが、それをカバーするのは昨季成長を見せた若手選手。また、さらにスペランツァFC大阪高槻から2012年のU-17ワールドカップで活躍し、現U-23日本代表のFW成宮唯選手を獲得することに成功した。

さらなる成長が期待される若手選手たち

今季のジェフユナイテッド市原・千葉レディースには、昨季成長を見せた若手選手のさらなる成長は必要不可欠だ。
期待を集めるのは、下部組織出身の安齋結花選手。その愛らしいルックスからは想像ができないほどの、ピッチに入ると鋭い仕掛けを見せる攻撃的ミッドフィルダー。スピードに乗った鋭いドリブルで切り裂き、サイドからのカットインからのシュート、深くえぐるドリブルなど、あこがれの岩渕真奈選手を思わせるような攻撃のアクセントをつけることができる選手だ。
また、鴨川実歩選手も期待の選手の1人。こちらも1人で勝負を仕掛けることができる攻撃的な選手だ。

まとめ

エースストライカーが退団するジェフユナイテッド市原・千葉レディースだが、チームの魂である深澤選手、リーダー櫻本選手は健在。 さらに、昨季感じられた若手選手の成長もあり、今季は期待が集まるシーズンとなりそうだ。