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なでしこリーグ制覇へ燃えるベガルタ仙台レディースの軌跡

2017 3/29 18:30sachi
サッカー
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出典 http://www.vegalta.co.jp/

2011年のチーム創設からなでしこリーグで好成績を収めてきたベガルタ仙台レディース。 しかし、1部リーグでは強豪の厚い壁に阻まれ、まだ優勝には手が届いていない。 そんなベガルタ仙台レディースの歴史と、覇権争いに燃える2017年シーズンの展望を解説する。

東北に勇気と活力を与えたベガルタ仙台レディース誕生の経緯

ベガルタ仙台レディースは、福島県に本拠を構えていた東京電力女子サッカー部マリーゼの休部に伴い、その所属選手を受け入れる形で2011年11月に創設された。東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災、そして大きな社会問題となった福島原発事故の影響で活動自粛を余儀なくされたマリーゼだが、その後を受け継いだのが東北に拠点を置くベガルタというのは何か感慨深いものがある。
マリーゼの登録選手26名のうち18名が移籍加入、セレクションの合格者2名を加えた20名体制でベガルタ仙台レディースが正式発足したのは2012年2月1日のことだった。

チャレンジリーグで見せた驚異のベガルタ旋風

選手の大半が元マリーゼのチームメイトということもあり、ベガルタ仙台レディースには強い結束が見られた。チーム発足初年度はリーグ規定によりチャレンジリーグ(当時の2部リーグ)でのスタートとなったが、東北魂を胸に戦うベガルタは他の追随を許さず、20勝2分け無敗という驚異の成績で優勝を果たす。
中心選手の1人である伊藤美菜子選手は出場20試合で20得点を挙げ、この年のチャレンジリーグMVPを獲得した。計88得点という圧倒的な攻撃力に加え、22試合で失点わずか12という強固な守備は、日本代表経験もある長船加奈選手や坂井優紀選手の活躍によるものだ。中盤には上辻佑実選手や途中加入の鮫島彩選手といった実力者が揃い、非常にレベルの高いメンバー構成となっていた。

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