2016年の日本サッカーの象徴!鹿島アントラーズ
まずはやはり優勝を果たした鹿島アントラーズだ。これまでに4度の天皇杯制覇を誇るJリーグの名門チームは6大会ぶりの決勝進出だった。
2016年のアントラーズは、J1年間勝ち点3位からのチャンピオンシップ制覇、Jリーグ制覇に伴い出場権を得たクラブW杯では、アジア勢初の決勝進出を果たす。決勝戦の対レアルマドリード戦では敗れたものの、一時は逆転するなど日本中を興奮させてくれた。
アントラーズはJリーグ、クラブW杯、天皇杯と連戦続きで疲労が心配されていたが、そんな心配をよそに、準決勝では横浜Fマリノス相手に2-0で完勝。決勝では追いつかれて延長戦にもつれ込むが、途中出場のファブリシオ選手が勝ち越しゴールを決め優勝する。
2016年にチャンピオンシップ、レアルマドリード戦と厳しい試合を何度も経験してきたということが、アントラーズに追い風になったのではないだろうか。