サッカー日本代表の背番号7番といえば
背番号7番と言えば記憶に新しいところでは、代表キャップ数が歴代1位を記録した遠藤保仁だ。その前は初めて海外で成功した日本人サッカー選手の中田英寿が記憶に新しい。日本では長年、チームの中心と言えるキープレーヤーがこの背番号を背負ってきた。遠藤が代表から外れた時には、次に誰が7番、つまり遠藤の後継者となるのかが話題に上がった。偉大なプレーヤーがつけた番号だから重要なのか、重要だから偉大なプレーヤーがつけるのか、いずれにせよ日本では注目される背番号であることは間違いない。
背番号7番をつけた有名選手達
現在のサッカー選手の中でメッシと並び最高の選手と評されるクリスティアーノ・ロナウド。彼はマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、そしてポルトガル代表で背番号7番を背負っていた。ポルトガル代表でクリスティアーノ・ロナウドの前に7番をつけていたのは、黄金世代と言われた代表チームの中心人物ルイス・フィーゴだ。レアル・マドリードで前に7番をつけていた選手は、ラウール・ゴンザレスで、レアル・マドリード、スペイン代表の至宝と言われ長きに渡りスペインサッカーを盛り上げた選手だった。
背番号7番に多いポジション
先ほど紹介したラウール、フィーゴ、ロナウドはFW、もしくは攻撃的なMFだ。バルセロナではビジャやペドロ、マンチェスター・ユナイテッドではマイケル・オーウェンやディ・マリアと、全員とは言えないまでも、欧州のサッカーチームはスピードのあるウィンガータイプが7番をつけることが多いようだ。しかもスーパースターと呼ばれるような選手が多く、どの選手も決定的なプレーができる。日本のように中盤を支える選手が7番をつけることは少ないのかもしれない。
背番号7番が特別な意味を持つチームも
以前、香川真司も所属したビッグクラブの中のビッグクラブ、マンチェスター・ユナイテッドにとって7番は特別な意味をもつ。マンチェスターUの7番と言えばエリック・カントナ、デイビッド・ベッカム、そしてクリスティアーノ・ロナウドの名前が上がる。どの選手もチームに多大な功績を残した伝説的選手で、ロナウドも現役を退けば伝説となることが確実な選手だ。ベッカムの後、まだ10代だったロナウドがつけて話題にも上がった。マンチェスターUで7番と言えば10番より重要な番号なのだ。
背番号7番を背負う意味
サッカーにとって背番号7番は明確な意味はほとんどない。もともとはポジションによって振り分けられていたものだ。その名残を残しつつも、個人の希望が優先されるようになった。ただ、チームによって特別な意味が継承されている番号はあるようだ。背番号7番がその重要な意味を持つ場合も多い。日本では国内の選手が世界を目指し始めたきっかけとなった中田英寿が好んでつけ、プレースタイルやキャラクターが多くの人を惹き付け、長きに渡り日の丸を背負った遠藤保仁が背負った番号なのだ。重要な意味を持たないわけがない。背番号10番と共に憧れの番号の1つであることは間違いないだろう。
まとめ
欧州のビッグクラブでは背番号7番は特別な番号だった。マンチェスターUにとっては英雄のみがつけるのを許された番号であり、生きる伝説と言えるクリスティアーノ・ロナウドがつけた番号とあれば、レアル・マドリードで7番を背負う意味も今後重要なものとなってくるのではないだろうか。いろんなチームの7番に注目したいものだ。