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サッカーで背番号5番を背負う意味とは?

2016 7/31 18:20
サッカー
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出典 mountainpix / Shutterstock.com

サッカーで選手が身に着ける5番のユニフォーム。この5番を背負う意味を考えたことはあるだろうか?選手が5番を背負う意味やその番号を付けられる選手の特徴についてわかりやすく解説していく。

闘争心ある5番の選手

サッカーにおける5番はDF(ディフェンス)の選手が背負うことが一般的だ。特に守備の中核を担うCB(センターバック)が付けることが多い。ちなみに4番の背番号も同じくCBが付けることがほとんどだが、5番の方が激しくボールを競りにいくストッパーと呼ばれる選手である傾向にある。同じCBでも背番号を目安にしながら、試合観戦をするのもまた楽しいかもしれない。

5番は前にも走る

先ほど紹介した通り、5番は守備寄りの選手が付ける。ただ5番を付ける選手はボールを競りに行くのも仕事であるため、ゴール付近だけに居るというわけでもない。時には前線に走りなるべく自陣浅めでボールを奪い、パス技術のある選手はそのまま前にロングボールを繋ぐ場合もある。例えばバイエルンの5番、マッツ・フンメルス選手はこの技術が極めて高い選手だ。現在のバイエルンは軽いタッチでボールを回しながら展開することに重きを置いている傾向にあるので、その特性を生かしチームにより存在感をもたらしている。

日本代表の5番長友佑都

日本代表で5番を背負っているのはSB(サイドバック)の長友佑都選手だ。長友選手はSBの選手だが、人並み外れた運動量で守備と攻撃の両面で活躍することができる。味方が危ういと感じればすぐに守りに入り、チャンスと感じればサイドに素早く駆け上がりクロスを入れる。長友選手はこれらの活躍により、名門インテルに現在在籍している選手の中では最古参となるまでに評価されている。ちなみに長友選手がインテルで5番でない理由には、移籍当時スタンコビッチ選手(モンテネグロ元代表)が先に5番を付けており、空きがなかったことに由来するそうだ。

バルセロナの魂5番カルレス・プジョル

長友選手以上に5番らしい選手としては、元バルセロナ所属のカルレス・プジョル選手が挙げられる。彼は身長178cmとCBの選手としては小柄な選手だ。しかし彼はバルセロナの下部組織出身で、1999年にトップチーム昇格以降、2014年に引退するまでひたすらバルセロナの魂であり続けた。小柄であることが気にならないほどに巧みなボール奪取能力、元来の生真面目さが活きたチームのキャプテンとしての貢献度に疑いの余地はない。彼の5番は後に、同じくバルセロナに所属するセルヒオ・ブスケツ選手が引き継いでいる。ブスケツ選手もボール奪取の技術に長けているし、なによりプジョル選手と同じ生粋のバルサっ子。間違いなくその魂を引き継いでくれるはずだ。

まとめ

以上のようにサッカーにおける5番はCBやSBなど守備的な選手が背負う場合がほとんどだ。日本代表の長友選手は攻撃のかなめにもなれる選手であり、その活躍の幅がチームにもたらすものは大きい。世代交代の波も押し寄せてきている今、長友選手を脅かす新しい5番を担う選手の台頭にも注目していきたい。

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