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サッカーで背番号1番を背負う意味とは?

2016 7/31 18:20
サッカー
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出典 LevanteMedia / Shutterstock.com

サッカーで選手が身に着ける1番のユニフォーム。この1の意味について気になったことはあるだろうか?今回は選手が1番を背負う意味やその番号を付けられる選手の特徴についてわかりやすく解説していきたい。

背番号1は正守護神の証?

すでにご存知の方も多いかもしれないが、この背番号1という数字はゴールマウスを守るGK(ゴールキーパー)に与えられる数字だ。過去にGK以外の選手が背負っていた時代もあるが、現代のサッカーにおいてはGK以外がこの番号を背負うことはめったにない。

ちなみに背番号1を付けないGKを見かけることもあるが、その選手は主に控えのGKである。もしくは、背番号1のGKよりも所属年数が少ないといった場合もある。サッカーにおける背番号1は試合の結果を大きく左右する「正守護神の証」なのだ。

足元の技術も求められる現代の1番

GKはゴールを守ることが一番の役割だ。しかし、現代のサッカーにおいては単にゴールを守るだけでなく、味方に正確なパスを運ぶ「足元の技術」が求められるようになってきた。

具体的な例を挙げるとするならば、バイエルン・ミュンヘンのノイアー選手は、特にこの役割を担っている。彼の足元の技術なしで現在のバイエルンの躍進はないだろう。

ここまで足元を要求されるようになったのには、1992年のルール改正がある。GKは味方からの故意のバックパスを手で触ることを禁止されたのだ。手で触ることを禁止されたからには、脚でボールを受け、前に出さなくてはならない。

また、GKは後ろからの守備陣の統率や、試合終了時に得点しなくてはならない時には、守ることを捨てセットプレーに参加することもある。今や単に守るだけのGKは時代遅れとなってきており、必要とされる技術は多岐に渡る。

代表的な1番オリバー・カーン

ここでは背番号1のGKとして代表的なドイツ人選手、オリバー・カーンについて紹介したい。名GKは誰かと問われば、この選手の名はどこの国でも挙がるだろう。それだけこの背番号1の男の存在感は凄まじいものがあった。

少年の頃には数々のクラブへの入団を断られたが、カールスルーエ(現独2部)でトレーニングを重ねた後、名門バイエルン、ドイツ代表の看板を背負うまでの選手へと成長した。

2006年には母国で開催されたW杯にて、ケガで出場を断念した主将バラックに代わり、3位決定戦に出場。いくつもの好セーブを連発している。そしてこの試合の後に代表引退を表明した。

彼の獰猛な獣を思わせるような闘志溢れる表情とプレースタイルは、日本でも高い人気と知名度を誇る。ゴール前の門番らしさを非常に醸し出すことのできる選手だった。

味方チームの統率や攻撃参加も

背番号1はGKが背負うのが一般的だ。また背番号1のGKはチームのスタメンである正守護神としてプレーしていることがほとんどだ。現代サッカーにおいてGKはゴールを守るだけではなく、味方チームの統率や時に攻撃参加することも求められる。

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