去年のリーグ覇者!明治大学
明治大学は、長年にわたって関東大学リーグの1部で活躍している名門として知られている。
特に2016年の活躍はすさまじいものがあり、創部以来初となる総理大臣杯の優勝、関東大学リーグ優勝という2冠という偉業を成し遂げたのだ。
明治大学在学中にプロから誘いを受け、現在はイタリアの名門クラブであるインテル・ミラノで活躍している長友佑都選手を筆頭に、多くの選手をプロの世界に送り出していることでも大きな評価を受けている。
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関東の大学サッカーリーグは、1部の下に2部、そしてその下に関東の都道府県リーグがあるという非常に大きな舞台となっていることで知られている。 そんな関東大学リーグにおける強豪大学をピックアップして紹介していく。
明治大学は、長年にわたって関東大学リーグの1部で活躍している名門として知られている。
特に2016年の活躍はすさまじいものがあり、創部以来初となる総理大臣杯の優勝、関東大学リーグ優勝という2冠という偉業を成し遂げたのだ。
明治大学在学中にプロから誘いを受け、現在はイタリアの名門クラブであるインテル・ミラノで活躍している長友佑都選手を筆頭に、多くの選手をプロの世界に送り出していることでも大きな評価を受けている。
専修大学は、ここ5年において圧倒的な成績を残していることで注目されている大学だ。
2010年に関東大学リーグ2部で優勝を果たし、1部に昇格した専修大学は2011年から14年までの1部リーグにおいて4連覇を果たし、最高クラスのサッカー部として認知されるようになった。
優勝回数は4連覇の時の4回のみと、まだまだ隆盛の歴史を作っているとまでは言えないが、これからさらなる躍進が期待されることだろう。
早稲田大学は関東大学リーグ1部で最多の優勝数を誇るほど、名門中の名門大学だ。
これまでには、サッカー日本代表において多くのゴールを決めた釜本邦茂氏、監督としてワールドカップでベスト16に入った岡田武史氏といった、サッカーを長らく支えてきた面々が所属していたことで知られている。
2015年はリーグ最多優勝回数を更新する26度目の優勝を飾ったものの、残念ながら2016年は低迷して2部に降格してしまった。今後は1部復帰を目標に戦っていくことになるだろう。
慶應義塾大学は、関東大学リーグ1部で歴代7度の優勝回数を誇る強豪大学だ。
部活動名は「慶應義塾体育会”ソ”ッカー部」となっているのだが、ソッカーという名前に関しては、初代主将である浜田諭吉氏が「発音がソッカーに近いから」と言ったことに由来しており、以後もその名前を保ち続けているということらしい。
慶應義塾大学と早稲田大学は、さまざまな部活動でライバル関係を築いているが、サッカーにおいても早慶戦は非常に盛り上がる必見の対戦カードになっているのだ。
国士舘大学は、これまで関東大学リーグ1部で9回の優勝を果たし、Jリーグのクラブにも勝利した経験のある名門クラブだ。
2001年以降は優勝から遠ざかりつつも1部で大きな存在感を誇っていたが、2016年は低迷して2部に降格してしまったので、2017年は再起を目指す戦いに臨んでほしい。
創設者である大澤英雄氏は、監督を務めるだけでなく、全日本大学サッカー連盟の理事長、日本サッカー協会の特任理事を歴任するなど、サッカー界に多大な貢献をしていることでも知られている。
プロサッカー選手を輩出している大学が多いだけに、これからも関東大学リーグは大きな注目を集めていくことだろう。 大学で経験を積んだ卒業生たちが、これからの日本サッカー界を支え、どんな選手に成長していくかが楽しみだ。