全国高校サッカー選手権大会後に注目!選手の進む道とは?|【SPAIA】スパイア

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全国高校サッカー選手権大会後に注目!選手の進む道とは?


全国高校サッカー選手権の概要

全国高校サッカー選手権はこれまでに95回開催されてきた。 第95回大会は2017年1月に決勝が行われ前評判通りの盤石な戦いを見せた青森山田高校が5-0で前橋育英高校を破り、初優勝を果たし幕を閉じた。
高校サッカーは毎年年末年始にかけてテレビ中継が行われるなど冬の風物詩となっており、 上記の青森山田高校対前橋育英高校の決勝戦には約42000人もの観客が訪れた。 以前は開幕戦と準決勝、決勝は2015年に取り壊され、現在新しいものが建設中の国立競技場で行われていて、サッカーの聖地として高校生サッカー選手が目指していた。「聖地国立」という言葉を聞いたことないだろうか?高校野球でいう甲子園にあたる場所だ。
このように多くの注目を集め、高校サッカー出身選手がプロになってJリーグや海外リーグさらには日本代表で活躍を見せるなど、日本のサッカーにおいて、高校サッカーは大きな役割を果たしてきたと言っても過言ではない。 第95回大会では青森山田高校の廣末陸選手や、京都橘高校の岩崎悠人選手など卒業後にJリーグチームに入団する選手が注目された。しかし一方で高校サッカーを最後にサッカーから離れる選手も少なくない。
そこで今回は高校3年生にとって最後の大会である全国高校サッカー選手権を終えた後の選手の進路について考えてみたいと思う。

高校サッカーからプロへ

高校サッカー選手権で活躍した選手が高校卒業後Jリーグのチームに入団。エリート街道まっしぐらと言えるが、このような選手はごくわずかだ。しかしそのような厳しい競争を勝ち抜いてきた選手だけあって、高校サッカー→Jリーグへと進んだ選手は現在の日本サッカーを引っ張る存在となっている。
例えば、本田圭佑選手や岡崎慎司選手は全国高校サッカー選手権に出場し高卒後にそれぞれ、Jリーグのチームを経て現在では海外のトップレベルのチームに所属し、日本代表でもレギュラーとなるなどその名は皆さんもご存知だと思う。また、第95回大会で優勝した青森山田高校出身で自身も高校時代に高校選手権に出場した柴崎岳選手も鹿島アントラーズの中心選手としてチームを引っ張る存在だ。
高校サッカーからJリーグへと進むことのメリットは何と言っても若さだ。よく聞く話ではあるが、スペインやイングランド、ドイツ、イタリアなど世界でもトップクラスのリーグでは日本の高校生くらいの年齢でプロデビューをする選手は少なくない。若さは大きな武器であると言える。 海外でプレーする選手がいるというのが当たり前となった日本においても、海外のような高いレベルで活躍するなら若いうちからプロに、と考えるのは当然の方向なのかもしれない。
しかし一方で高卒でJリーグに入ったからと言って成功が約束されているわけではない。プロ入り後数年で契約を切られることもザラにあり、20代前半にして無職になってしまう可能性もゼロではない。よっぽどの自信がないとやっていけないのがプロの世界だと言えるが、プロで活躍するためにあえて大学へ進学する選手もいる。

高校サッカーから大学サッカーへ

高卒でプロとなる選手がいる一方で、大学へと進学しサッカーを続ける選手もいる。 日本にまだプロリーグがなかった頃はサッカーをずっと続けていくために教員になって学校の部活で指導者としてサッカーをするという人が一定数いた。
日本のサッカーの事情から教員になるために大学へと進学する選手が多く例えば現在ガンバ大阪の監督として活躍する長谷川健太氏(筑波大出身)は以下のように語っている。

「当時、まだJリーグがなかったのでプロチームは存在しなかったが、高校時代、進路を考えた時に「大学卒業後は現役でプレーして、その後、教員に」との思いで教員免許を取る目的で筑波大に進学を決めた」

出典: つくばウェイ

このように現在でも教員となってサッカーの指導者としてサッカーに関わり続けることを目標として大学サッカーに足を踏み入れる選手もいる。 しかし、近年ではプロへのステップとして大学を選ぶ選手もいる。その背景には大卒選手の活躍があるように思われる。例えばイタリアのインテル所属の長友佑都選手やドイツのマインツ所属の武藤嘉紀選手は大学サッカーを経由しプロとなり現在では日本代表としても活躍している。
大学でサッカーを行うメリットはいくつかある。大学サッカーは大学の部活ではあるが、その環境はプロ並みと言っても過言ではない。人工芝のグラウンド、トレーニングルーム、元プロの指導者や専属のトレーナーなどチームによるが、サッカーに取り組むには十分すぎる環境がある。もちろん、そのようなチームによって構成されるリーグ戦はレベルが高く、高いレベルで多くの実戦を経験することで選手として成長することが期待される。高卒でプロに進むと試合に出られずに実戦機会を積めないケースもあるなど、成長するということを考えると大学で4年間過ごすことは長い目で見ると無駄ではない。
また、高卒でプロになる選手のようにクビになるということは、少なくとも4年間はないのでサッカーに専念することができる。またプロにはならなくても「大卒」という経歴を持って社会に出て行けるということも大学サッカーの特徴の1つと言える
かつては、非エリート選手が大学へと進学しているというイメージがあったが、現在ではある意味プロ予備軍として高校サッカーと同様に日本サッカーにおいて重要なポジションを担っている。

サッカーをする道はいくらでもある

プロに行くことだけがサッカーではない。選手によっては大学に進学しても部活を選ばずサークルでサッカーを続けるケースも多くある。 高校サッカーでは厳しい練習をこなしてきたものの、大学でそこまでするのはちょっと、という選手は多く、サークルは多くの高校サッカー出身者の受け皿となっている。
また、高卒で就職した選手や、入部制限があるために大学でサッカー部に所属できなかった選手、大学の部活に入部したもののチームが合わずに退部した選手などが社会人のチームに所属するケースもある。 社会人チームと一言で言ってもその実力はピンキリで、近年では日本各地に「Jリーグ参入」を目標に掲げるチームがあり、高い意識を持ってサッカーに取り組むチームは数多くあり、そのようなチームからプロチームへと移籍する選手も少なくない。
さらに、最近では高校選手権で活躍した選手がJリーグでもなく、大学サッカーでもなく海外に挑戦する選手もいる。 第94回全国高校サッカー選手権大会でベスト8に入った前橋育英高校の横沢航平選手は強豪大学からのオファーがありながらも海外に挑戦するという道を選んでいる。
このように高校サッカーを経験した選手の進路はまさに多種多様となっている。

高校サッカーで燃え尽きないでほしい

ここまで、高校3年生にとって最後の大会となる全国高校サッカー選手権大会後の進路について書いてきた。ここまでは基本的に「サッカーを続ける」場合を書いてきたが、一方で「サッカーを辞める」場合もある。 日本サッカー協会によると小学生→中学生→高校生→大学生・社会人と年代が上がるにつれて選手数が少なくなっているそうだ。
高校サッカーを経て新しい目標に向かうためにサッカーを辞めるという選手もいるが、高校時代に厳しい練習でしごかれた結果「サッカーはもういい」とサッカーを嫌いになって辞めていってしまう選手もいる。これまで頑張ってきたサッカーをこのような理由でやめてしまうことは非常に残念だし、日本のサッカーにとっても良いことではない。 日本サッカー協会は「引退なし」という言葉を掲げ、卒業や就職などの節目でサッカーを辞めることがないような環境作りに取り組んでいる。
先ほども書いたが、全国高校サッカー選手権大会は多くの注目を集める大会だ。全国の舞台には立てなくても各都道府県予選には何人もの選手が参加し戦っている。このような大きな大会を経た選手が形は何にしてもサッカーに長く携わっていくことが日本サッカーの成長へとつながるのではないだろうか? 高校サッカーというテーマから大きく話が膨らんでしまったが、そのくらい高校サッカーが持つ意味は大きいのだ。

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