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【けっぱる!】青森県のサッカー強豪校5選

2016 7/28 19:12
青森 高校サッカー
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高校サッカーファンの方へ。かつてインターハイ制覇経験もある青森のサッカー強豪校の動向は知っておきたいもの。近年は全国大会連続出場を誇る青森山田の存在が抜けているが、八戸勢やその他の高校も県勢全体のレベルアップが進んでいる。青森のサッカー強豪を5校紹介する。

北の強豪、全国制覇目指す【青森山田高校】

青森市の中心部南方、棟方志功記念館の近くに青森山田高校がある。中高一貫教育で県下有数の進学校でありながら、スポーツでも野球部やOBに福原愛がいる卓球部、バドミントン部などが全国大会で活躍している。 サッカー部は2000年からインターハイ県予選で20連覇を達成。就任22年目の黒田剛監督の指導の下、厳しい北の大地で育んだサッカースタイルを磨いてきた。OBには、日本代表の柴崎岳(鹿島アントラーズ)や、五輪日本代表候補の室屋成(FC東京)、櫛引政敏(鹿島アントラーズ)らがいる。

全国大会での勝利を目指す【八戸学院光星高校】

八戸市にあるカトリック系私立高校で、普通科、ビジネス科、工業技術科、保育福祉科があり、特別進学コースも設定されている。 スポーツに力を入れており、野球部が2011年夏、2012年春、夏の甲子園で3大会連続準優勝を果たしていいるほか、 サッカー部はインターハイに過去6回出場しました。黄色のシャツに青のパンツという、ブラジル代表と同じカナリアカラーのユニフォームが特徴。近年は青森山田の壁に阻まれ、全国大会から遠のいている。「打倒青森山田、全国1勝」が目標。

県ベスト4の壁を打破が目標【三本木農業高校】

十和田市にある県立の農業高校で、2015年に創立120年を迎える歴史ある学校。前身は畜産学校として獣医師の育成にあたっており、校訓は「自主協同」「自立責任」「質実剛健」「言行一致」との教えで農業人を育てている。 サッカー部の創立は昭和17年と、県内最古の伝統がある。かつては全国ベスト8の経験もある古豪だが、近年は青森、八戸勢のためにベスト4の壁に阻まれています。目標は決勝進出で、久しぶりの全国挑戦。

愛称は「のっぺ」【八戸学院野辺地西高校】

青森県下北半島の付け根にある野辺地町にあり、むつ小川原開発に関わる人材育成のため、工業高校として1973年に開校。1997年に総合学科設置の際に、現在の校名になった。 同じ町にある野辺地高が「のこう」、工業高校時代に「のっぺ」と区別されて呼ばれていたのにちなみ、今の校名になっても「のっぺ」と呼ばれている。 サッカー部は県内でベスト4からの脱皮を図っている最中。野辺地は県内でも有数の豪雪地帯のため、冬場の練習の工夫が課題となっている。室内で磨いたパスサッカーをフィールドでも展開することが目標。

悲願の全国大会出場【弘前実業高校】

県内で唯一、農業、商業、家庭、体育の専門学科を持つ実業高校で、中でも全国でただ一つのりんご専攻「りんご科」があるのが特徴。 部活動も盛んで、野球部は夏の甲子園出場5回の古豪。相撲部も有名力士を輩出。バスケットボール部、陸上競技部も全国大会に出場している。 サッカー部も積極的に活動しており、試験前以外は毎日午後4時から3時間みっちり練習をおこなっており、グラウンドにはナイター設備もある。目指すは悲願の全国出場。



青森のサッカーは青森山田を頂点として、全国上位の常連となってきた。また、県内でも「打倒!青森山田」と一丸となり、県勢全体の底上げも図られている。青森山田が全国制覇を目指し、県勢は青森山田を倒すことを目標に全国レベルの力をつけてきており、青森勢の高校サッカーから今後も目を離せない。