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サッカー・PKが上達するコツを紹介!

2016 11/10 10:16
サッカー
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Photo by hin255/Shutterstock.com

全国のサッカーファンの方へ。本稿では「PK」にスポットを当てたいと思います。どうやればPKは上手になるのか、上達のコツを5つ紹介します。

【サッカー・PK上達のコツ 1】軸足を置く場所の意識

サッカーというスポーツにおいて、PKを蹴る機会はそうそう多くはありません。技術面ではまずしっかりとボールを蹴ること、が大切になってきます。試合中は動いているボールを蹴りますが、PKの場合はペナルティースポットに置かれた静止したボールを蹴ることになります。軸足をボールの横からやや手前に置き、踏み込んで蹴り抜けばOK。ボールより前で踏み込むと前傾姿勢になりすぎて、シュートがどん詰まりになったり、ゴール上に抜けていくことも考えられます。

【サッカー・PK上達のコツ 2】上体はうしろにのけぞらないように

軸足の次は上半身に注目してみましょう。軸足の位置を決めてボールを蹴り抜く際、上半身をうまく使うとボールを強く飛ばすことができます。この時、上半身の動きをどうするかでボールに伝わるパワーの力量が変わってきます。飛んでいくボールを送り出すように、やや前傾姿勢をとるのが理想的。軸足の置き場所はばっちりでも、上半身がうしろにのけぞってしまうと、体全体からボールに伝わるパワーは半減し、シュートもうまく飛ばなくなってしまうのです。

【サッカー・PK上達のコツ 3】キックの精度を上げる

PKは極端な見方をすれば、GKとの1vs1の勝負。GKはシュートへの反応がシュートストップの鍵になりますが、基本的にはキッカーのほうが有利に勝負に挑むことができます。枠を外さずにいかに正確に蹴ることができるか、がポイントです。
心理戦としての要素も高いのも特徴の一つ。自信がない場合は、強いシュートを打っても枠を外してしまう可能性が高まってしまいます。狙いを定めて、GKの手が届かなそうな場所にボールを蹴り込む方法がベター。日頃のキックの精度がモノを言います。

【サッカー・PK上達のコツ 4】GKを揺さぶる技術

GKは体のどこかにボールを当てればシュートストップ成功の可能性が高くなりますが、ボールに触れにくい場所が存在します。特に「ゴールの四隅」は腕を伸ばして触れられるかどうか微妙な位置で、キッカーにとっては最も成功確率が高くなる場所です。
また、タイミングを外すことも重要。GKが「蹴ってくる」と思ったタイミングでスピードを緩めたり、シュートモーションに入って踏み切りのタイミングで蹴る方向を変えてみたり。一種のチャレンジですが、GKを「揺さぶる」変化を加えることでシュート成功率を上げることができます。

【サッカー・PK上達のコツ 5】心理戦を制する

繰り返しになりますが、PKはGKとの1vs1の勝負で、心理戦の要素が強いモノです。PK戦などは外せば終わりというプレッシャーも常につきまとってきます。一方、GKの場合は右か左かどちらに飛ぶかで勝負の大半が決してしまいます。ルール上、レフェリーが笛を吹いてから蹴るという決まりはありますが、自分のタイミングで蹴ることが許されています。いかに自らの心を乱さずに、いつも通りのキックができるかどうかが、成功するかしないかの最大の鍵となります。
「外しても仕方ない」ぐらいの心構えが、多少緊張をほぐしてくれるはずです。

まとめ

サッカーにおいて、PKがないまま終わる試合のほうが圧倒的に多いわけですが、いざ蹴るとなればやはり決めておきたいのも当然です。止まっているボールを蹴り込むというシンプルなものですが、ぶれないメンタルとぶれない技術で成功の可能性はグンと上がるはず。本稿で紹介した上達のコツ、ぜひ参考にしてみてください。