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スキーの技術やスピードと勇気が試されるアルペンスキーとは?

2016 11/19 13:39
スキー
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Photo by B.Stefanov/Shutterstock.com

ヨーロッパのアルプスで発展した“アルペンスキー”。雪山を滑走していくスポーツで、さまざまなコースや種目があります。100kmをこすスピードが出ることもあり、スキーのテクニックだけでなく勇気も試されるスポーツ。そんなアルペンスキーの魅力や種目などご紹介します。

アルペンスキーとは(1)スポーツとして発展した歴史

ヨーロッパにあるアルプスの山々を滑走する技術として誕生した“アルペンスキー”。時代とともに進化を重ね、スピードを追い求めるスポーツとして発展していきます。
起伏に富んだコースと通過する旗門を作り、タイムを競い合う競技としてヨーロッパを中心に人気となりました。とくにスイスやオーストリアなどでは国技となっていて、アルペンスキーに勝利した者は英雄として讃えられるほど。
世界選手権やワールドカップなどはもちろん、冬季オリンピックの正式種目としても採用されています。

アルペンスキーとは(2)全種目の共通ルール

さまざまな種目にわかれているアルペンスキー。種目は順を追って説明するとして、まずは“全種目で共通のルール”と“旗門ルール”をご紹介します。
共通のルールに定められているのは、規程の保護ヘルメットとスキースーツに身を包みストッパーがついたスキー板を使用すること。また、スタートは決められた時間の5秒前から5秒後の好きなタイミングで滑走できるというルールもあります。
コース上ではすべての旗門を通過し、ゴールラインを目指します。旗門ルールでは通過すべき全旗門を正しく通らないと失格。旗門の脇を通り過ぎ通過できない場合は、登りなおしてやり直すことが可能。ただし旗門のポールを両足でまたいでしまった場合は即失格です。
最後の旗門を通過したあとに転倒やスキー板が外れるなどのハプニングがあった場合は、歩いてゴールすることも可能です。

アルペンスキーとは(3)アルペンスキーの種目“その1”

それではアルペンスキーの代表的な種目をご紹介していきます。まずは高速スピード系です。

■ダウンヒル(滑降)
設置された旗門の数が少なく、なおかつコースがもっとも長いためスピードが出る種目です。
平均時速100kmをこえる速度が出る競技で、技術・身体能力・スピード・危険を冒す勇気・決定力が試されるパートがある競技です。
男子の標高差は800mから1100m。女子の場合は450mから800mとなっています。

■スーパーG・SG(スーパー大回転)
ダウンヒルの次にスピードが出る高速系の種目。
ダウンヒルよりもコースは短いが、大・中のカーブが設置されていて曲がる技術が必要な競技です。

アルペンスキーとは(4)アルペンスキーの種目“その2”

続いてはコーナリングを重視したテクニックが要求される種目です。

■大回転・SG(ジャイアントスラローム)
回転よりもさらに旗門数が増え、大・中・小のコーナーが合わさったコースが特徴。
いかにコーナーを速く正確に通過できるかがポイント。
標高差は男子でも300mから450mですが、地形を活かしたコースのためテクニックが要求される種目です。

■スラローム・SL(回転)
もっとも旗門数が多く設置されていて、コーナーを素早く完璧にクリアする技術が求められる種目。
細かい単体のコーナーだけではなく、旗門が複合的に設置されていて難関なコースとなっています。

アルペンスキーとは(5)アルペンスキーの種目“その3”

最後にご紹介する種目はコースの種類でわかれているというより、その競い方に特徴がある競技です。
■コンバインド(複合)
種目の違う2つ以上のコースで競う種目です。トータルタイムで順位が決まります。
現在のワールドカップなどでは、高速種目と回転の複合競技“アルパインコンバインド”が主流となっています。

■パラレル・ジャイアントスラローム
2015年シーズンから新たに導入された種目。
並列に作られた同じ旗門のコースを、同時に2人で滑って競います。2本勝負でコースを入れ替えて滑走します。

■シティイベント
16人がトーナメント形式で競う種目。パラレルと同じで2つの並列のコースが特徴。
勝利すれば次のラウンドへと勝ち進んでいくスタイルです。

まとめ

アルペンスキーの歴史や種目別のルールなどをご紹介しました。平均時速が100kmをこえるダウンヒル(滑降)から、高いコーナリング技術が要求されるスラローム(回転)まで魅力的な種目があるアルペンスキー。スピードを上げて雪山のコースを滑走していく姿は、感動すら覚える競技となっています。

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