「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

7人制ラグビー(セブンズ)で高校生が目指すべき大会とは

2017 11/10 12:24あんこ
rugby sevens
このエントリーをはてなブックマークに追加

7人制ラグビー(セブンズ)をする高校生が増えた理由

7人制ラグビー(セブンズ)の歴史は古く、1883年にスコットランドで開催されたのが最初の試合だと言われている。
15人制が7人制になったのは単純な理由で「ラグビーをしたいが人数が足りなかったから」である。「人数が足りない」という問題は昨今の高校事情と共通しており、セブンズの台頭は若きラガーたちにとって救世主的役割を果たそうとしている。

実は日本でも1959年からYC&AC JAPAN SEVENS(ワイシーアンドエーシー ジャパンセブンス)というセブンスの大会は行われていたが、15人制ラグビーが主流であったこともあり、あまり人々に知られてはいなかった。
そんな7人制ラグビーが注目を集めたのは、リオオリンピックで正式種目として競技され、2020年の東京オリンピックでも開催されることが決定したからだ。自国オリンピックでのメダル獲得を目指すべく、様々なセブンスの大会が始まった。

7人制ラグビー(セブンズ)高校生にとって重要な大会 男子

・全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会(アシックスカップ)

高校生の7人制ラグビーは1998年に「高校セブンズラグビーフットボール選手権大会」として開催されていたが、わずか4年で終了した(高校生だけではない7人制の試合に吸収、合併された)。
リオオリンピックで7人制ラグビーが正式種目になったのを機に2014年に「全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会」として復活する。協賛がアシックスであるため、アシックスカップが通称となる。

2017年大会で4回目になるアシックスカップだが、2014年、2015年、2017年の優勝校は福岡東である。常勝軍団「福岡東」はセブンスでも圧倒的強さを見せている。

7人制ラグビー(セブンズ)高校生にとって重要な大会 女子 1

・サニックス・ワールド・ラグビー・ユース交流大会

高校生ラガーマンにとって「春の選抜」「冬の選手権(花園)」に並ぶ3大大会の1つである、サニックス・ワールド・ラグビー・ユース交流大会は、高校世代の国際大会だ。2000年から開催されており、男子15人制の試合のみであったが、2014年から女子7人制も開催されるようになった。
出場校の選抜は国が独自に決めるため、前年度の花園優勝校などが必ず出場するわけではない。男女ともに圧倒的、優勝回数を誇るニュージーランドは必ず自国の優勝校を大会に送り出してくる強敵である。

7人制ラグビー(セブンズ)高校生にとって重要な大会 女子 2

・全国高等学校選抜女子セブンズラグビーフットボール大会

「春の選抜」は毎年3月末から4月初旬に開催される、新チームになって最初の大会である。新チームの行方を占う重要な大会として、注目を集める「春の選抜」で女子の大会が開催されるようになったのは、第13回大会(2012年)からだ。男子は15人制だが、女子は7人制であり「全国高等学校選抜女子セブンズラグビーフットボール大会」として行われている。

全国高等学校選抜女子セブンズは高校の部活だけではなく、クラブチームに所属している女子にも参加資格がある(年齢は高校生と同じでなければならない)。全国から12チームが選考で選ばれるが、単独でチームを組める人数のあるクラブを優先するため強いチームの連覇が目立つ。
実際、2013年から石見智翠館が4連覇という偉業を成し遂げ5連覇を狙っていたが、準決勝で国学院栃木と引き分け、抽選で負けとなり決勝へは進めなかった。
優勝は女王、石見智翠館を下した国学院栃木が勝ち取り、初出場、初優勝を果たした。女子ラグビーの世界にも新たなる風が吹いている。

関連記事

おすすめの記事