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ラグビーワールドカップ2015で日本代表が勝利した理由とは?

2016 8/20 14:15
ラグビー場,ボール
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Photo by wavebreakmedia/Shutterstock.com

ワールドカップでラグビー日本代表が南アフリカに大金星をあげた、あの時の感動がまだ記憶に新しい。
日本代表が何故勝利できたのか、ラグビーの起源やルールなどと合わせて紹介する。

ラグビー日本代表 どんなチーム?

日本ラグビーのナショナルチーム、愛称は「チェリーブロッサムズ」または「ブレイブブロッサムズ」だ。ユニフォームには、桜の花が誇らしげに咲いている。日本らしい。
2015年のW杯ではエディ監督のもと、「ジャパンウェイ・JAPAN WAY」、多くのチームがキックを交えてゴールラインにボールを進めることを重視するなか、日本代表はボールを長く保持することで、チャンスをつかみ得点に結び付けた。
練習方法や選手の意識など、他の国をまねるやり方ではなく、独自のスタイルを確立することで強さを引き出すことに成功したといえる。グラウンドで選手同士がお互いに指摘し合い、体をはって仲間のためにプレーする!それが日本代表チームだ。

勝利に導いたエディ・ジョーンズ監督

母も妻も日本人であるジョーンズHCは、1996年に東海大学でプロのコーチングキャリアをスタート。その後2003年にオーストラリアをW杯準優勝に導き、2007年W杯でアドバイザーとして南アフリカの優勝に貢献。まさに世界と日本をよく知る名将なのだ。
2012年に数々のオファーを断り日本代表監督に就任。就任会見で、「選手だけ、チームだけでなく、日本ラグビー関係者も同じ気持ちでいくことが大切」と述べていた。世界大会で24年間勝ちがなかった日本選手たちは高校や大学、クラブの日本一になることに満足してしまい、世界で勝つことを諦めがちな選手たちのマインドを変え、世界で通用するようにしたのだ。日本をよく理解しているエディ監督ならではの戦略だった。その練習は世界一厳しく、朝5時から始まるハードワークだった。
フィットネスやフィジカルの強化、体格で圧倒的に劣っていても、外国の選手と互角に闘うために、スクラムとラインアウトのセットプレー、攻撃するラグビーを徹底して練習したのだ。そして選手たちが毎日の練習に必死にくらいついている間、監督は4年後のW杯で勝つための準備を、大きな夢を現実に叶えるプランを綿密に描いていた。

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