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ラグビーを見るなら知っておきたいラグビー用語5選

2016 8/20 05:15
イメージ画像,ⒸNazzu/Shutterstock.com
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トライ

トライとはラグビーの得点方法で、サッカーでいえばゴールにあたる。相手陣地のインゴール内に攻撃側の選手がボールに触れた状態でボールを地面に付けることだ。トライを決めたチームには5点与えられる。

ちなみにラグビーにも「ゴール」があるが、サッカーのゴールとは違いトライ成功後のゴールキックを決めることをゴールという。蹴ったボールがゴールポストに入れば、トライの5点に2点を加えた7点を得ることができる。

スクラム

軽い反則やミスによりプレーが中断した時、試合再開のために行うのがスクラムだ。レフェリーの「クラウチ」「バインド」「セット」という3つのコールで組み、両チーム同時に動き出すことがルールだ。

両チームのフォワード(FW)が組み合い、押し合いながら投入されたボールを足で奪い合うプレーで、試合の流れや勝敗に与える影響も大きい。また、ボールの権利を持ったチームの方が有利だが、押し負けしてしまうと相手チームにボールを奪われてしまう場合もある。

スローフォワード

自分より前にボールを投げてはいけないラグビーでは、後方にパスを繋いで前進しなければならない。これを守れず前方にボールを投げてしまう反則(ミス)をスローフォワードという。とても代表的な反則の一つで頻繁に起こる。

後方に投げたボールがプレイヤーや地面に当たり前方に転がった場合や、真横へのパスはスローフォワードにならないが、真横へ投げたつもりのボールが少しでも前に逸れてしまうと反則になってしまう。

ラインアウト

サッカーでいえばスローインにあたるのがラインアウトだ。タッチラインを割ったときに試合を再開させるプレーだが、サッカーと違いどこに投げてもいい訳ではなく、両チーム向かい合って並んだ幅1メートルの間、そして5メートルラインを超えた場所に投げ込まなければならない。

また、ラインアウトにはボールを投入するスローワー、スローワーが投げたボールをキャッチするジャンパー、ジャンパーを持ち上げるリフター、ジャンパーがキャッチしたボールをバックスへパスするレシーバーが必要だ。

投入の権利を持つチームのFWから1人がスローワーとなり、残りは5メートルラインから15メートルラインの間に並ぶ。この時、並ぶ人数は同チームが決めることができ、6人以の場合はショートラインアウトという。

タックル

ラグビーの代表的プレーともいえるタックル。体をぶつけて相手の突進を止めることが目的だ。

当然体重が重い選手が優位とされているが、軽い選手でも相手の動向を読みタックルできれば止めることは可能。力やテクニックに加えタイミングも重要で、かつ危険も伴うプレーであるため十分な練習が必要だ。

大きく分けてフロントタックル、サイドタックル、スマザータックル、リアタックルと4種類あり、危険なアーリータックル、レイトタックル、ハイタックル、スティファームタックルなどは禁止されている。

英語が多いラグビー用語は分かりにくいように感じるが、和訳すれば非常によく理解できる。少しずつ分かっていくと、更に観戦も楽しめるだろう。