【男子編】強力なリーダーシップでチームを引っ張る桑水流裕策
15人制ラグビーではコカコーラ・レッドスパークというチームで主力メンバーとして活躍している桑水流裕策選手。
日本ではほぼ注目されることのなかった11年前から7人制日本代表に抜擢され、現在ではキャプテンとしてチームを引っ張る存在になっています。
きっと本人も当時は「ラグビーでオリンピックに出場する」とは夢にも思っていなかったことでしょう。188センチ97キロという日本人として恵まれた体格を武器にして挑みました。
Photo by borzywoj/Shutterstock.com
リオ五輪から正式種目として採用された7人制ラグビー。
今回は日本代表として活躍した選手を何名か紹介したいと思います。
15人制ラグビーではコカコーラ・レッドスパークというチームで主力メンバーとして活躍している桑水流裕策選手。
日本ではほぼ注目されることのなかった11年前から7人制日本代表に抜擢され、現在ではキャプテンとしてチームを引っ張る存在になっています。
きっと本人も当時は「ラグビーでオリンピックに出場する」とは夢にも思っていなかったことでしょう。188センチ97キロという日本人として恵まれた体格を武器にして挑みました。
15人制ラグビーは日本国籍でなくとも日本在住3年以上で代表に選出されることができます。しかし、オリンピックでは日本国籍の選手しか出場することができません。
2009年にニュージーランドから来日したレメキ選手は、7人制の日本代表に選ばれた後めきめき実力を発揮。相手のタックルもものともせず、一目散にトライを目指す走りはまさに日本代表のウェポン!
2014年には日本国籍を取得してオリンピック出場資格を満たしました。
もともとバスケットボールの選手として活躍していた中村千春選手。しかし、大学卒業を前にして7人制ラグビーに転向し、バスケットボールで鍛えた豊富な運動量を武器にめきめきと力をつけ、いまや女子代表選手のキャプテンに選ばれるまでになりました。
ちなみに、チームの選手には「アニキ」と呼ばれているそうな…。卒業後、大手広告代理店に入社しましたが、リオ五輪に集中するため休職していました。
美人揃いと言われる7人制女子ラグビーの選手。その中の1人が山口真理恵選手です。小学校から家族の影響でラグビーを始め、17歳の若さで日本代表に選出!
彼女の持ち味は、50m6秒6と足の速さではチームNo.1。初速からトップスピードに到るまでのダッシュ力にも定評があり「真理恵にボールを回せば何とかしてくれる」という絶大な信頼感を得ています。
そんな彼女は、勤めていた会社を退職し、女子ラグビーでは数少ないプロ選手になりました。
リオ五輪の女子7人制ラグビーで試合を裁くレフリーは世界でわずか12人。その中で日本人として唯一選ばれたのが川崎桜子さん。
さぞかしベテランなんだろう思いきや、現在22歳の川崎さんがレフリーをはじめたのは大学2年生の時でした。
今年帝京大学を卒業して社会人になったばかりの彼女が、世界の檜舞台でレフリーを務めるのは快挙と言うほかありません。