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大注目の女子ラグビーの起源を探り、歴史を振り返る


ラグビー,女子ラグビー

Photo by Mark Herreid / Shutterstock.com

ラグビーの起源は1800年代の初め頃、イギリスのラグビー校というスクールで始まったとされています。では、近年盛り上がりを見せている女子ラグビーはどうなのでしょうか。ここでは女子ラグビーの起源や歴史、今後の展望について説明します。

ラグビーの起源はイングランド。しかし、昔は男子だけのスポーツ

ラグビーの起源とされているのは、1823年にイングランドの「ラグビー校」でフットボールの試合中にウイリアム・ウエッブ・エリスという選手がボールを手に抱えたまま相手ゴールへ向けて走り出したことと言われています。
さらに遡ると中世のイングランドには、村と村との対抗戦形式で数千人もの人が手足を使って1点を取り合う原始的なフットボールを行っていたという記録も残っています。もちろん、これらの時代ラグビーは男子のみが行う紳士のスポーツでしたので、女子は観戦しているだけでした。

女子の最初の試合で記録に残っているのは1917年のイギリスの試合

女子ラグビーが初めて行われたのは1891年のニュージーランドという説がありますが、場所やチーム名など記録が一切ありません。1900年代に入ってからフランスやイングランドで行われたという説もありますが、記録として残っているのは1917年にウェールズのカーディフと、同じくウェールズのニューポートとの都市間の対抗試合だとされています。
チャリティーマッチとして開催され、カーディフ・レディースがニューポート・レディースを6対0で下したという記録があります。

女子ラグビーは1960年代以降普及。日本では1983年チームが誕生

女子ラグビーはカーディフの試合以降、女性のスポーツ進出に対する偏見もありしばらくは実際に行われた記録は残っていませんでした。しかし、1960年代以降にヨーロッパやカナダ・アメリカなどの北米に広がって行きました。
日本では1983年に、日本初の女子ラグビーチーム「世田谷レディース」が創設されたのが芽生えと言えます。その後1988年4月に「日本女子ラグビーフットボール連盟」が設立され、1989年には初めて海外遠征を行いました。1991年の第1回と1994年の第2回女子ワールドカップにも日本は出場しました。

日本女子はワールドカップで2勝。今年遂に15年ぶりの出場へ

1988年に「日本女子ラグビーフットボール連盟」が発足した時点で加盟チームは15でした。そして、同年には東京の駒沢陸上競技場の補助グラウンドで「第1回女子ラグビー交流大会」が華々しく開催されました。
ワールドカップの第2回大会で日本はスウェーデンから待望の1勝を挙げ、日本の女子ラグビーが一躍注目されるようになりました。その後2002年のW杯バルセロナ大会でオランダに勝利してW杯2勝目を挙げますが、続く3大会は連続で出場できず、今年の2017年大会では15年ぶりの出場を果たします。

女子の競技人口は5年で約2倍に。W杯や五輪で注目度がアップ

国際ラグビーボード(IRB)によれば、ラグビーの競技人口は世界中で550万人とされています。日本の競技人口は約12万2400人で、そのうち女子は4700人弱とされています。日本ラグビーフットボール協会が2012年時点で発表した女子の人口は2355人ですから、約5年で女子は2倍近く増えています。
オリンピック競技での採用やW杯への出場決定で、競技としての注目度がアップ。中学や高校でも女子ラグビー部を創部する学校が増えており、それにつれて大会も増加しています。人気スポーツとしてさらに普及する勢いです。

まとめ

女子ラグビーは男子に比べると歴史的に浅いものですが、五輪での種目に正式採用され、今年はW杯開催の年に当たるため、プレーヤーもファンも増えています。ラグビーは今、最も旬なスポーツのひとつと言えるでしょう。

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