7人制ラグビー(セブンズ)女子日本代表vs中国
リオ五輪7人制ラグビーアジア予選初戦、女子日本代表は中国と対戦した。
女子のアジア予選は、第一戦が香港、第二戦が日本で開催され、チーム総当たり戦を勝ち抜いた1地域のみがリオ五輪へ進出す。
厳しい道のりだがサクラセブンズは第一戦で優勝しているため、第二戦に6ポイントを持ちこしてのスタートだ。
第一戦2位のカザフスタンは5ポイントを所持、また、初戦の中国は第一戦を5-12で負けた相手、気は抜けない。
結果は20-7で見事香港大会の借りを返した。
7人制ラグビー(セブンズ)女子日本代表vsグアム・香港
リオ五輪7人制ラグビーアジア予選、初戦の中国に勝利し勢いに乗る女子日本代表はグアム戦、香港戦にのぞむ。
日本大会一日目で3試合、前後半7分ずつとはいえハードな戦いだ。
グアムは第一戦の香港大会でも大勝していた相手、今回も7トライを決める圧倒的な試合運びで39-0と完全勝利する。
次いで一日目最後の試合は香港代表との戦いだ。27-5で勝利したものの、サクラセブンズは連戦の疲れが出たのか、ペナルティを多数出す、セットプレーやディフェンスで制裁を欠くなど、課題が残る試合になった。
7人制ラグビー(セブンズ)女子日本代表vsスリランカ・カザフスタン
リオ五輪7人制ラグビーアジア予選、日本大会二日目、女子日本代表はスリランカ戦、カザフスタン戦にのぞむ。
スリランカは第一戦の香港大会でも大勝していた相手、この度も49-0と圧勝する。
アジア予選の最終戦はカザフスタン代表、香港大会1位の日本に次いで2位につける、今大会のライバルだ。
この戦いで勝つか引き分ければ日本のリオ五輪進出が決まる。
しかし、日本は5-7で逆転負け、香港大会の成績22-0を加味し、なんとか五輪出場権を得た。五輪を目前にし、世界の厳しさを教えられたような大会だった。
7人制ラグビー(セブンズ)女子日本代表とリオ五輪1
リオ五輪7人制ラグビー女子予選、女子日本代表は予選プールCで、カナダ・イギリス・ブラジルと戦う。カナダは2014-15シーズンの世界ランク3位、ブラジルは9位、イギリスは5位のイングランドを筆頭にスコットランドとウェールズが1つになったドリームチームを結成、どの国も女子7人制ラグビー強豪国だ。
格上相手にサクラセブンズは苦戦、カナダ戦0-45、イギリス戦0-40、ブラジル戦10-26で3連敗、五輪本戦へ進むことはできなかった。
7人制ラグビー(セブンズ)女子日本代表とリオ五輪2
本戦への進出は果たせなかった女子日本代表だが、まだ9位?12位決定戦が残っている。初戦、ケニアとの戦いでサクラセブンズは24-0、完全勝利で五輪初勝利を手に入れるが、続く9位決定戦でブラジルに5-33と破れる。
この結果、女子日本代表は12地域中10位でリオ五輪を終了した。
スピード、個人技、体格、経験、全てが世界に通用しなかったため、今後の日本女子の課題となる。
2020年東京五輪には、課題を乗り越えて強化された新サクラセブンズに期待したい。
まとめ
7人制ラグビー女子日本代表をリオ五輪およびアジア予選に注目してまとめた。これからサクラセブンズは東京五輪に向けて、ラグビー選手を育てるところからスタートする。今後の女子日本代表の活躍が楽しみだ。