スポンサーが目をつけたラグビーワールドカップの興行収入
2015年のワールドカップ開催国であるイギリスはサッカーの人気もさる事ながら、ラグビーの人気もそれに続く勢いです。そのため、247万人もの集客をする盛り上がりを見せました。この時、直接的な経済効果が1646億円にも上り、大きく貢献しました。この結果2019年にはスポンサーも増えるのではないかと見込んでいます。
2015年を振り返り、各スポンサーがファンにどのような取り組みをしたのかを紹介していきます。
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ラグビーファンの方へ、今回はワールドカップ2019にスポットをあてたいと思います。スポンサーとファンとの関係はどのような取り組みが行われているのかを紹介します。
2015年のワールドカップ開催国であるイギリスはサッカーの人気もさる事ながら、ラグビーの人気もそれに続く勢いです。そのため、247万人もの集客をする盛り上がりを見せました。この時、直接的な経済効果が1646億円にも上り、大きく貢献しました。この結果2019年にはスポンサーも増えるのではないかと見込んでいます。
2015年を振り返り、各スポンサーがファンにどのような取り組みをしたのかを紹介していきます。
スポンサーといっても、大きく分けて3種類に分類されます。
まず最上級なのが「ワールドワイドパートナーズ」になり、次に「オフィシャルスポンサー」そして、「トーナメントサプライヤーズ」とあります。上からスポンサーの出費も高く、また見返りも大きくなります。
日本企業がスポンサーとなっているのは、オフィシャルスポンサーで、キャノン、東芝、富士通の3社です。
ワールドカップ開催時や開催前にスポンサーが広告キャンペーンをし、企業の売上アップを図ります。
広告キャンペーンは、自社製品をみんなに知ってもらい、利用してもらう大きなチャンスであります。
ワールドカップ開催前にはラグビーファンに対してキャンペーンをするのですが、2015年に最も成功したスポンサーが、マスターカードと言われています。
どのようなキャンペーンをしたかというと、カードの支払いを利用する事で、抽選で観戦チケットが当たるキャンペーンを実施し、この広告にニュージーランドのキャプテンであるリッチー・マコウを起用させた事でも評判となり成功しました。
オランダのビールメーカーである「ハイネケン」も大きな成功をしました。こちらのキャンペーンではファンに「特別な体験」をプレゼントする事を実施し、高く評価されています。その体験とは観戦チケットはもちろん、全試合のスタート時のコイントスの権利を与えたといいます。
これはファンにとっても最高の体験であり、また試合開始を間近で、しかも自分のコイントスによって開始されるのですから、これほどの体験ができるキャンペーンを用意したハイネケンに絶賛が集まりました。
このように、スポンサーはさまざまなキャンペーンをする事によって自社の知名度も上げ、売上も同時に上げる事ができるまたとないチャンスになります。スポンサー契約の出費は何十億とびっくりする金額ではありますが、それ以上に収益が増える可能性を大いに秘めているのがワールドカップのスポンサーです。
世界第3位の経済大国である日本の2019年のワールドカップではどのようなキャンペーンが各社から打ち出されるのか、要チェックです。
いかがでしたか?スポンサーとラグビーワールドカップは切っても切れない縁でがっちり結ばれています。スポンサーがいるからやっていける、盛り上がれることを少しは知ることができたのではないでしょうか。これからもスポンサーと一緒にラグビーワールドカップを盛り上げていきましょう!