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ラグビーボールはなぜ楕円球なのか

2016 3/27 11:41
ラグビー,ボール
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ラグビーボールは他の球技で使用するボールと違って、完全な球形ではなく楕円形をしているという特徴があります。それはなぜなのでしょう。諸説あるようですが、ラグビーボールが楕円球である理由のトリビアをご紹介します。

豚の膀胱に空気をいれて膨らましてボールを作ったから

最も有力な説は、豚の膀胱をラグビーボールの材料に使用していたからというものです。豚の膀胱を膨らませて、牛の皮をそこに貼りあわせてボールにしていたからなのです。
選手からボールが重くてプレーしにくいという要望があったため、材料を探したところ、豚の膀胱は適度に弾力があって、軽くて走りやすかったため、ボールに使用するには最適だったのです。これに空気を入れて膨らませると、楕円球になるのです。それによって楕円球がだんだんと定着していったようです。

古代ローマ時代、頭蓋骨をボールにして使用していたから

他にも、ラグビーボールの形の起源にはさまざまな説があり、楕円形の形をしたものが用いられていたので、今になってもその名残ががあるとされるものがいくつかあります。
古代ローマ時代の人たちは、生首や頭蓋骨を用いていたとする説。アフリカの原住民が、ダチョウの卵をボールの代わりにしていたとする説。ポリネシアの人たちが椰子の実をボールの代わりにしていたという説などさまざまです。自然なものを使用してボールにしていたので、完全な球形にはなりにくく楕円形の物の方が多かったのかもしれません。

ボールを投げた時にまっすぐとよく飛ぶから

ボールの長軸が回転軸になるようにスピンをかけて投げると、より遠くに投げようとしても回転軸が変わらないので、安定して飛んで行くことができます。
これは「ジャイロ効果」と呼ばれているものです。ライフル銃やコマなどもこのジャイロ効果によって、回転しているものです。銃弾は、進行方向に対して高速に発射しますが、速くなればなるほど、後ろで空気の乱れができて、弾がふらついてしまいます。これをなくすために銃身の中に溝があり、弾が進行方向を軸として回転するように設計されています。こうしてまっすぐに飛ばすことができます。
ラグビーボールも同じような効果によって、遠くまで安定して飛ばすことができるのです。

ボールを持って走る時に楕円球の方が抱えやすいから

ラグビーはサッカーとは異なり、ボールを抱えて走りパスを出すスポーツです。もしラグビーボールがサッカーと同じように完全な球形であったら、脇に抱えづらく、持って走ることは大変なことかもしれません。
ボールが楕円形だったから抱えやすかったので定着したのか、抱えやすいように試行錯誤していった結果楕円形になったのか、どちらが先なのかは明らかにはなっていません。ボールが完全な球体であるよりは、持ちやすく抱えたまま走りやすくもなります。

まとめ

いかがでしたか。他のスポーツとは異なり、特徴的な形をしたラグビーボールの起源諸説をご紹介しました。改めてラグビーを観てみると、きっと面白くなると思いますよ。

以上「ラグビーボールはなぜ楕円球なのか」でした。

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