「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

プロレスラーYOSHI-HASHI(ヨシ-ハシ)選手の解説をします

2017 1/18 10:02
プロレスリング,ⒸShutterstock.com
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by " Photoraidz"/Shutterstock.com

YOSHI-HASHIこと吉橋伸雄選手。プロレスラーに憧れつづけ、反対されてもあきらめませんでした。 夢のプロレス界では目立った実績がないものの、試合では観客を賑わせ、隠れファンも多いようです。 そんなYOSHI-HASHI選手の魅力に迫ります。

YOSHI-HASHI(ヨシ-ハシ)選手の生い立ち

YOSHI-HASHI選手は、1982年生まれで愛知県出身のプロレスラーです。学生時代からレスリングに打ち込み、闘魂ジムに入門。そこでプロレスラーを目指すことを決め、アニマル浜口ジムでプロレスの基礎を学びました。
2005年には新日本プロレス入門テストで不合格になるも、高田道場サブミッションレスリング大会では大会優秀選手賞を獲得。新日本プロレスには2007年に入門テストに合格し、念願の入団を果たしました。2008年に内藤哲也選手を相手にデビューし、プロレスラーの道を歩みはじめます。

YOSHI-HASHI選手の若手時代

2009年、金本浩二選手とタッグを組み、対戦相手の邪道&外道組に金本選手の攻撃でレフェリーストップになり勝利し、IWGPジュニアタッグ王座へ挑戦することになりましたが、残念ながら王座を奪取することは叶いませんでした。
2010年にはBEST OF THE SUPER Jr.に初出場し、その後海外遠征を無期限で決行。メキシコへと旅立ちました。メキシコのプロレス団体CMLLでは、顔にペイントを入れ、ヒール役として試合に出場していました。2011年のアレナブエブラ大会では、敗戦により丸坊主になったこともありました。

YOSHI-HASHI選手の凱旋帰国から現在まで

2011年、ジュニアヘビー級だった階級をヘビー級に転向すると宣言し、CHAOSのメンバーになり日本での活動を再開しました。低迷時代がしばらく続き、やられ役のジョバーになっていましたが、2014年のCHAOS vs BULLET CLUBのイリミネーションマッチではCHAOSを勝利に導きました。
その後もたびたび王座奪取に挑戦するも、惜しくも敗退が続きます。また、2016年には選ばれし者しか出場できないG1 CLIMAXに念願の出場を果たし、新技で強者のケニー・オメガ選手を倒し、大金星を挙げました。

YOSHI-HASHI選手の得意技

2016年、念願のG1 CLIMAXで初披露したカルマ。フィニッシュ・ホールドで、リフトクラッチ式ハーフネルソン・ドライバーの技です。 飛び技では、スワントーンボムという、仰向け体勢の相手の胴体めがけて、空中で体を斜め前方回転で背中から落ちて攻撃するかたちが有名です。
また、投げ技では、チャクラムという、相手を肩に担いで半回転しながら落とす裏DDTの技や、バンカーバスターという、ネックブリーカーを変形したものが代表的な得意技です。

YOSHI-HASHI選手の意外な一面

YOSHI-HASHI選手はヒール役として活動していますが、意外と天然キャラのようで、CHAOS内ではいじられキャラとして扱われる姿がたびたび見受けられます。そうこうしているうち、徐々にそのキャラがファンにも知られ、いつの間にかCHAOSの癒し系と言われるまでに。
天然&いじられキャラでありながら、ファンの間では2015年のG1 CLIMAXのサムライTVでのわかりやすい解説が話題に。また、調理師系の高等専門学校を卒業しており、調理師免許を持っているというしっかりとした一面も。

まとめ

努力を惜しまないYOSHI-HASHI選手だからこそ、たびたび落ちた入門試験でもあきらめず、プロレスラーという夢をかなえ、リングに立ち続けています。 2016年に念願のG1 CLIMAXにも出場し、一歩一歩努力し続ける彼だからこそ、ミラクルを起こしてくれるかもしれません。 今後のYOSHI-HASHI選手からも目が離せません。