飲食物のマナー
最近では特に飲み物に対する規制が強くなり、缶やビン類の持ち込みが禁止されています。缶やビンの飲み物を持ち込むときは、入り口で紙コップに移す必要がありますが、時に隠して持ってきているようなマナー違反の人が見受けられます。
これは、テロなどの危険防ぐこともありますが、そもそも落として大きな音を立てたり、ビンを割ってしまったり、選手に向かって投げることを防ぐため、ルールとして禁止されています。
周囲に迷惑をかける以前に、会場から追い出されることもありますので、そのようなマナー違反、ルール違反は行わないようにしましょう。
野次・ブーイングについてのマナー
どのようなスポーツであっても、ファンというのは常に紳士であるべきでしょう。スポーツマンシップに反するプレーについては、あってしかるべきではありますが、自分のひいきの選手が不利になっただけで相手選手に野次やブーイングをすることがあってはいけません。たとえ敵の選手であっても素晴らしいプレーをしたときには、拍手をするくらいの度量を持ちましょう。また、野次を飛ばす場面があったとしても、下品なヤジを飛ばすようなことはしないようにしましょう。
もし自分が聞いて恥ずかしくなるような野次であれば、そのチームの品位が下がってしまいます。
試合中の写真撮影について
ひいきにしている選手の好プレーをシャッターにとらえたいと思う人もいるかと思いますが、その際にも注意は必要です。スポーツ観戦中の写真については、絶対にフラッシュをたかないようにしましょう。フラッシュをたいてしまうと選手の目が一瞬くらんでしまう可能性があります。また、最近多い携帯電話やスマートフォンでの撮影の際の音は、スポーツによっては非常にうるさいマナー違反となります。
さらに、写真を撮るのに夢中になり、周囲の人の観戦を邪魔しないようにすることもマナー違反となります。
こんな観戦ビギナーは嫌だ
それでは、かつて実際に私が経験したビギナーのマナー違反についてご紹介したいと思います。
- 自由席のいい席を確保するために、開場と同時にダッシュする
開場とともにダッシュして席を確保する方がたまに見受けられますが、非常に危険ですので走らないようにしましょう。
- 試合観戦中に電話をかける
野球やサッカーであれば、選手に迷惑がかからないからと電話をする人がいます。周囲の人の気が散りますので、電話をするときは裏に出るなど配慮を心がけ電話をしましょう。
- 食べた食事のごみを捨てないで帰る
試合が終わったといえ、ゴミだらけで帰るのはマナー違反です。ごみが散見されると、おいしい会場グルメがどんどんなくなっていく恐れがあります。
まとめ
気持ちよくスポーツ観戦するためには、観戦しに来たサポーターたちの協力なしでは実現することができません。一人一人が周囲を思いやることで、楽しくスポーツ観戦をすることができます。
以上「スポーツファンが心得ておきたい観戦マナー5選」でした。