「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

人気漫画【あさひなぐ】映画化へ!なぎなたの魅力と基礎知識を知ろう。

2017 9/13 14:03あんこ
なぎなた
このエントリーをはてなブックマークに追加

なぎなたとは

なぎなたは刃部と柄部からなっており、その長さは200センチを軽く超える。刀よりも長いなぎなたは、長く武士たちの武器となっていたが鉄砲の伝来により衰退していく。
江戸時代になると戦で使われる場面はなくなり、代わりに女性たちの護身術として広がっていった。現在でもなぎなたの競技人口のほとんどが女性であるのは、江戸時代に女性たちが発展させていった武道である面が大きい。

剣道との違い

得物(武器)が違うのは当然だが、一番の違いはやはり「脛」があることである。「面部、小手部、胴部、脛部、咽喉部」がなぎなたの有効打突ポイントである。また、剣道では一度握った竹刀の持ち手を変えないが、なぎなたは流れる様に左右の持ち手を入れ替え、確実に早く相手に打突を加えることを目的としている。
防具は剣道と非常に酷似しているが、脛あてがあることと、面垂れが少し剣道よりも短いのがなぎなた防具の特徴である。

なぎなたの競技人口

全日本なぎなた連盟、公式HPによると各県の連盟全てで45万人の会員を擁していると記載されているが、なぎなたを競技として行っている実際の競技人口は6000人程度であるといわれている。そのほとんどが女性であるが、近年は男子の競技者も増えてきており、全国大会も行われている。
また、なぎなたの国際化も進んでおり、国際なぎなた連盟に加入している国はベルギー、ブラジル、フランス、オランダ、ニュージーランド、スウェーデン、アメリカ、チェコ、オーストラリア日本の10ヵ国。海外では男性の競技者が多く4年に1度世界なぎなた選手権大会も開催されている。

なぎなたを習う方法や強豪校

学生が最初に思い浮かべるのは学校内の部活動だろう。しかし、なぎなた部を擁している学校は非常に少ない。確実なのは各都道府県なぎなた連盟に連絡を取る方法だ。初心者はまず、自宅近くのなぎなた教室を紹介してもらおう。
本格的になぎなたを習い、全国を目指したい学生はやはり、なぎなた強豪校に入るのが一番だ。 なぎなた強豪校がどこなのか知るために、2012年~2016年、インターハイのなぎなた優勝校を見ていこう。

・2012年 大阪市立汎愛高等学校
・2013年 香川県琴平高等学校
・2014年 沖縄尚学高等学校
・2015年 香川県琴平高等学校
・2016年 沖縄首里高等学校
(団体優勝校)

なぎなたは九州が強いと長年言われていたが、ここ数年は沖縄や四国に勢いがあるようだ。

なぎなたは強く、美しく

なぎなたの試合形式には実際に向かい合って打突を加えあう『試合競技』と2人1組の演技者によって「型」を見せる『演技競技』がある。試合競技は200センチ以上の得物が流れる様に相手の打突部位を狙う鋭さに目が離せないが、演技競技の美しさも見逃してはならない。
演技者双方の姿勢・服装・態度・発声、呼吸と気持ちが調和していないと美しい演技ができない。なぎなたの演技競技は、戦う女性の美しさを体現した演武なのである。
なぎなた人口は剣道に比べると、まだまだ少ない。だからこそ新しく運動を始めたい人にはもってこいの武道なのだ。男性の競技者が増え、美しさと力強さを兼ねそろえた試合が見られる日を楽しみにしたい。

関連記事

おすすめの記事