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あのアスリートも受賞!ビッグスポーツ賞の歴代受賞者とは?

2017 5/1 19:13芝田カズヤ
その他
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Photo by Billion Photos/Shutterstock.com

みなさんはビッグスポーツ賞という賞をご存知だろうか?これは大きな記録や結果を残したアスリートに与えられ、これまでに51回も行われてきた歴史ある賞だ。これまでどのようなアスリートがこの賞を受賞してきたのだろうか?今回は歴代の受賞者について紹介する。

ビッグスポーツ賞ってなんだ?概要を紹介

そもそもビッグスポーツ賞とはどのような賞なのだろうか?
これはテレビ朝日が主催し、スポーツ界で優れた成績を残した選手、チームを表彰するもので、「ビッグスポーツ賞」「ビッグスポーツ新人賞」「ビッグスポーツ特別賞」などいくつかの賞がある。
賞の始まりはもともとテレビ朝日で「ビッグスポーツ」という番組が放送されていたことに関係していて、番組にちなんで、ビッグスポーツ賞が始まった。賞は番組が開始した1966年から行われていて、2016年で51回目を迎えた。
表彰の対象となるのはJOC(日本オリンピック委員会)に加盟している競技団体となる。そのことも関係しているのか、ビッグスポーツ賞の選考委員長は竹田恒和JOC会長が務めている。

五輪3連覇の偉業達成を表して!吉田沙保里選手

これまでの受賞者を振り返ってみると、誰もが知っているアスリートばかりだ。レスリングの吉田沙保里選手もその1人で、2004年アテネ、2008年北京、2012年ロンドンとオリンピック3連覇を果たし、2012年に同賞を受賞している。オリンピック3連覇以外に世界選手権での連覇の記録、公式戦での連勝記録など、その成績は圧巻の一言で、受賞するのにふさわしい選手だと言える。
リオデジャネイロオリンピック後は、日本代表のコーチを務めながら選手としても現役続行を表明しているため、もしかしたら選手兼任コーチとして再びこの賞を受賞する日が訪れるかもしれない。

受賞回数ナンバー1?内村航平選手

体操の内村航平選手も受賞者の1人だ。内村選手も吉田選手と同様にオリンピックや世界選手権で数多くの金メダルを獲得しており、誰もが納得の受賞者だと言えるのではないだろうか。
内村選手のすごいところは、このビッグスポーツ賞を何度も受賞しているということだ。2008年に「ビッグスポーツ新人賞」、2009年に「ビッグスポーツ賞」、2010年に「ビッグスポーツ特別賞」、2011年?2014年にかけては再び「ビッグスポーツ賞」を受賞している。
また2015年、2016年に関しては体操男子日本代表として「ビッグスポーツ賞」を受賞しており、2008年から2016年まで9年連続でビッグスポーツ賞の何かしらの賞を受賞していることになる。
毎年賞を受賞できるような成績を残し続ける内村選手の凄さを、この賞の受賞により、再認識させられる。

日本サッカー界の快挙を表彰!なでしこジャパン

団体競技の受賞者を紹介する。2011年にFIFA女子ワールドカップで初優勝を果たした、女子サッカー日本代表のなでしこジャパンだ。
男女含めて日本代表チームが世界大会で優勝したのは、この時が初めてだ。この優勝が大きなきっかけとなり女子サッカーに注目が集まるようになった。この注目が女子の試合の観客数の増加や、選手数、チーム数の増加へとつながっていき、なでしこジャパンの優勝が日本の女子サッカーに与えた影響は非常に大きなものであったと言える。
このような大きなインパクトを与えたチームにビッグスポーツ賞が与えられるのはある意味当然なのかもしれない。

意外な受賞者?プロレス界から棚橋弘至選手

オリンピックやワールドカップなどで優勝した選手やチームが受賞するのは誰もが納得する出来事なのだが、実は意外なところからも受賞者がいる。
それはプロレス界だ。新日本プロレス所属の棚橋弘至選手は、これまでに何度かビッグスポーツ賞の中の「ワールドプロレスリング賞」を受賞している。 テレビ朝日は長年プロレス中継を放送し続けている。プロレスと繋がりが深いテレビ朝日が主催している賞だからこそ、プロレス界からも賞の受賞者が生まれているのだ。
普段、テレビのスポーツニュースではあまり放送されることのないプロレスが賞を受賞するということは、プロレスを多くの人に知ってもらうための大きな機会となる。

まとめ

ビッグスポーツ賞の歴代受賞者について紹介してきた。みなさんご存知の選手から意外ともいえる選手まで様々な競技の選手が受賞している。ぜひ、自分が好きな競技だけでなく、未知の競技の選手にも注目してみてください。