ファンデュエルとは?
ファンデュエルは2009年に創立された会社だ。ファンタジースポーツや、デイリーファンタジースポーツに参加するためのサイト運営を行っている。
デイリーファンタジースポーツにおいては、参加者が支払うエントリー費用を元にする業界内で2番目に大きな会社でもある。2016年には同じく大手サイトであるドラフトキングスと合併合意したことでも話題になった。
アメリカ・ニューヨーク市に拠点を置いており、エジンバラや、グラスゴー、オーランド、ロサンゼルスに支社を持っている。
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アメリカを中心に一大産業を築いたファンタジースポーツ。架空のスポーツチームを作ることで参加することのできるオンラインゲームだ。 こちらではサイトを運営するファンデュエル(FanDuel)を紹介する。
ファンデュエルは2009年に創立された会社だ。ファンタジースポーツや、デイリーファンタジースポーツに参加するためのサイト運営を行っている。
デイリーファンタジースポーツにおいては、参加者が支払うエントリー費用を元にする業界内で2番目に大きな会社でもある。2016年には同じく大手サイトであるドラフトキングスと合併合意したことでも話題になった。
アメリカ・ニューヨーク市に拠点を置いており、エジンバラや、グラスゴー、オーランド、ロサンゼルスに支社を持っている。
ファンデュエルでは、サイト上でアカウント登録をすると、NFLやNBA、MLBなどアメリカを代表するプロフェッショナルリーグスポーツに関連したコンテストに参加することができるようになる。参加するコンテストを決定した後は、選手を選び、ラインナップを設定しよう。参加者は、この架空のチームの成績を、他チームと競うことになる。
ファンデュエルでは初心者向けのコンテストが用意されており、自身でコンテストを作成することもできる。
作成した架空のチームの成績は、ピックアップした選手それぞれが、現実の試合で、どのような成績を残したかによって変動する。選手たちのプレーに応じて、加点、または減点された最終的な合計スコアで他のチームと競い合う。
コンテスト毎に参加費用を支払う必要はあるが、コンテストの形式によって多額の賞金を得ることができる、ということがファンデュエルの魅力でもある。
また多額の賞金はいらないが、ファンタジースポーツを楽しみたいという人には、参加者の中で上位50%に入ることで賞金獲得できるコンテストもある。ファンデュエルには2ドル払えば参加できる初心者向けのコンテストも多数存在している。
北米で、ファンタジースポーツに参加したことがある人々の数は、およそ5700万人と言われており、2016年に、デイリーファンタジースポーツの大手サイトであるドラフトキングスとファンデュエルの2社を合算したユーザー数は、およそ500万人と発表された。ドラフトキングスとファンデュエルはその人気を二分しており、ファンデュエルの利用者はおよそ250万人であると推察される。
参加できる競技数においてはドラフトキングスに軍配が上がるが、優れたカスタマーサービスや初心者への優遇措置などを背景にファンデュエルを選択する人も多いようだ。
残念ながら現在の日本の法律ではファンデュエルに参加することはできない。サイト上でアカウントを作成することはできても、コンテスト参加費用を払うためにデポジットする段階で規制がかかるようになっている。
日本においては賞金を伴わない形で架空のチームを戦わせるファンタジースポーツは存在しているが、広く普及するには至っていない。ただし、海外ではすでに大きな産業を築いている分野ではあるので、今後法律の改変などがあれば、国内でも人気を呼ぶようになるかもしれない。
ファンタジースポーツの大手であるファンデュエルを紹介した。海外では多くのファンが熱狂しているファンタジースポーツ。今後、日本での導入があり得るのかということは、特にスポーツファンにとっては注目に値するだろう。