忘れてはいけない!開催地を確認
インターハイは毎年別の場所で開催されるので、まずはどこで行われるのかということを確認しよう。
以前までは各都道府県の持ち回りで開催地が決定していたが、近年では各地域単位で開催されている。だので、その年の開催地はどこなのか、さらには自分が観たい競技はどこの会場で行われるのかということを確認しておく必要がある。
初めて訪れる土地の場合は、最寄駅や会場への道のりも確認しておいたほうがいいだろう。道に迷って試合開始に間に合わないという事態は避けたいところだ。
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毎年夏と冬に行われるインターハイ。みなさんはインターハイを観戦したことがあるだろうか?ただスポーツを観戦するだけではなく、事前に準備をしておくと、より観戦を楽しむことができる。観戦時に気をつけるべきことを紹介したいと思う。
インターハイは毎年別の場所で開催されるので、まずはどこで行われるのかということを確認しよう。
以前までは各都道府県の持ち回りで開催地が決定していたが、近年では各地域単位で開催されている。だので、その年の開催地はどこなのか、さらには自分が観たい競技はどこの会場で行われるのかということを確認しておく必要がある。
初めて訪れる土地の場合は、最寄駅や会場への道のりも確認しておいたほうがいいだろう。道に迷って試合開始に間に合わないという事態は避けたいところだ。
インターハイは夏と冬に開催される。夏は真夏の日差しが照りつけ、30度以上の気温の中で試合が行われることもある。一方の冬は冷え込む中、天候によっては雪が舞う中での試合もある。
これらのことから観戦の際には暑さ、寒さ対策をしっかりと立てておくことが重要となる。夏、冬ともに屋内で行われる競技もあるが、屋外の場合もある。夏の場合は日差しを避けるために帽子を着用したり、水分の確保、タオルもあるといいかもしれない。
一方の冬は防寒対策が必須だ。カイロを貼ったり、暖かい飲み物や耳当てを用意する他、帽子、手袋などもあるといいだろう。試合観戦に集中するためにも気候対策を怠ってはいけない。
スポーツを観戦する場合、Jリーグやプロ野球などは入場料金が必要となる。ではインターハイの場合はどうなのだろうか?
インターハイを主催する全国高等学校体育連盟のインターハイ開催基準要項によると、開会式、および各競技において入場料を徴収することは可能とされている。徴収する場合、その金額は協議を経て承認されなければならず、好き勝手に料金を設定することはできない。料金を設定せずに無料で観戦できる競技もある。
どの競技が有料でどの競技が無料かということは、各競技やインターハイを開催する都道府県によって異なるので、大会ごとに事前に確認することが望ましいだろう。
インターハイは、各都道府県の予選を勝ち抜いてきた選手やチームが出場する大会だけあって、その競技レベルは非常に高いといえる。
中には後に日本代表となって世界選手権やオリンピックに出場する選手もいる。例えば2016年のリオデジャネイロオリンピックの男子リレーで銅メダルを獲得した桐生祥秀選手は、京都の洛南高校在学中の3年次のインターハイで、100m、200m、400リレーでいずれも優勝している。
このようにまだ成長段階であるインターハイの時点から注目選手を見つけておくと、数年後には自慢できるかもしれない。
インターハイは各都道府県の代表が出場する大会なので、自分の出身地の選手、さらには母校の選手が出ていたら応援したくなるものだと思う。
もちろん自分にゆかりのある選手を応援するのはいいことなので、積極的に行っていただきたいのだが、注意して欲しいのは、それ以外の選手に対する応援だ。たとえ、自分が応援する選手が負けたとしても、絶対に勝利した選手にヤジを飛ばすなどしてはいけない。応援していた選手が負けて悔しい気持ちはあるかもしれないが、悔しさをヤジにするのではなく、勝利した選手をたたえてあげてください。そして、負けた選手にも同様に拍手を送ってあげてください。
選手がフェアプレーを心がけているように、応援者もすべての選手に対してフェアな姿勢を持つようにしてください。
インターハイを観戦する際に気をつけたいポイントについて紹介してきた。会場の確認や気候への対策などはインターハイに限らずすべてのスポーツ観戦において重要な事柄ではあるが、これを怠ると本来の目的である観戦を満喫することができなくなる恐れがある。ぜひしっかりと準備をしてから観戦するようにしよう。