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インターハイの開催地って決め方があるの?過去の開催地から考える

2017 5/1 19:13芝田カズヤ
その他
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Photo by katalinks/Shutterstock.com

高校スポーツの祭典とも言えるインターハイの開催地はどのように決められているのだろうか?過去の開催地を振り返りながら開催地について考えてみたいと思う。

インターハイとは?

インターハイとは正式には「全国高等学校総合体育大会」という名称で、毎年夏と冬に様々な競技が行われる。全国の高校からその年の日本一を決める大会だ(サッカーなどインターハイとは別に全国大会がある競技もある)。
インターハイに出場するには各都道府県予選を突破しなければならず、インターハイ本選にはレベルの高い学校・選手ばかりが集まる。

開催地の決定方法

インターハイは1963年から行われていて、2017年の大会で55回目を迎える。1963年?2003年までは都道府県による持ち回り方式での開催だったが、2004年からは都道府県ではなく地域での持ち回りとなった。地域という大きなくくりでの開催となっているが、主会場となる都道府県は決められている。
多くの競技は主会場となる都道府県で行われ、実質、単独開催のケースもあるが、場合によっては地域内の都道府県で分散して行うこともあるなど、大会によってその開催方法は異なる。
2010年に沖縄県が主会場となって大会を開催したことで、47都道府県すべてが過去に1回以上インターハイの開催地となった。

冬のインターハイ

多くの競技は夏に行われるが、いくつかの競技は「全国高等学校総合体育大会冬季大会」として冬に行われる。冬に行われるのは、駅伝、ラグビー、スケート、スキーの4競技だ。
冬のインターハイの開催地の中にはあらかじめ決められているものもあり、駅伝は京都の西京極競技場、ラグビーは大阪の花園ラグビー場となっている。
またスケート、スキーに関しても、施設がない県もあるために、北海道、東北地方を中心に雪が降る地域での開催が多くなっている。そのため、北海道などでは何度も冬のインターハイを開催しているのに対して南国の沖縄では開催されたことがない。当然ながら、雪がないと競技が行えないためだ。

夏のインターハイ開催地の傾向

夏のインターハイだが、これまで都道府県による持ち回りから地域による持ち回りへとその形を変えながら大会は行われてきた。
過去の開催地を振り返ってみると、近くの地域では連続して行われていないことがわかる。例えば2007年?2016年の10年間の開催地域は九州(佐賀)→関東(埼玉)→関西(奈良)→九州(沖縄)→東北(青森)→北信越(新潟)→九州(大分)→関東(東京)→関西(和歌山)→中国(岡山)となっている。
10年間のうちに九州では3回行われている一方で四国や北海道では行われてはいないが、同じ地域が連続することはない。

2017年は東北地方での開催

2017年は山形県を主会場とし、宮城県、福島県の3県で「はばたけ世界へ 南東北総体2017」として開催される。
開催予定地域はすでに2020年まで決定していて、2018年は三重県が主会場となり東海地方で行われる。また、主会場は未定だが2019年は九州地方で、2020年は関東地方で行われることになっている。選手にとっては地元で開催されるインターハイに出場できることはとても嬉しいことだ。
高校3年間の在学中に地元でインターハイが開催され、出場できたとなれば、家族や地域の人々にとっても特別な思い出が作られることは想像に難くない。たかが開催地と考えることはできないだろう。

まとめ

インターハイの開催地について振り返りながら考えてきた。決定に至るまでには諸所もろもろの事情、条件はあるだろうが、できるだけ万遍なく全国各地で開催されるようになっていると伺える。地元でインターハイが開催される際には観戦に訪れるのも、一興である。

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