オリンピックのスポンサーになる意味 パート1
最大の意味は宣伝効果です。それもとても強力で全世界に反映される目に見えない知名度アップの貢献です。オリンピックのスポンサーになったから利益が爆発的に上がったのか、という立証をすることは難しいのですが、多くの企業は宣伝効果を得ようとして巨額のスポンサー費用や契約金を払ってIOCや各国組織委員との契約を成立させようとしています。
世界中に自社の名前を発信することで、もともと名の知れた大企業はその強さを誇示し新興国にも存在を知らしめることができるのです。
オリンピックのスポンサーになる意味 パート2
最大の意味として先ほど挙げた宣伝効果と同じように2つ目においても重要です。それは、呼称の使用権とマーク類の使用権です。
「オリンピック」という名称やあの5つの輪のオリンピックのシンボルマークを自由にコマーシャルなどで使えるんですよ。他にもサプライヤーとしての商品の提供を行うことができたりするなど、巨額の費用を払うだけあってオリンピック公式スポンサーという名を声を大にして使用することができます。確かにコマーシャルなどでその企業とオリンピックがコラボしたものを大会が近づくと目にしたりしますよね。
日本を代表する世界最高位のオリンピックスポンサー その意味は
オリンピックと言えば選手の活躍を期待する声と同じくらいお金にまつわる話、特にスポンサー関連の話が沢山出てきますよね。
高額なスポンサー料として有名なオリンピックのトップスポンサーとして長年君臨しているのが日本の大企業パナソニックです。パナソニックが獲得した最高位スポンサーは1業種につき1社に限られており、同社は競技会場で使用する監視カメラや観客用の大型スクリーンの納入を優先的に交渉できる権利を得ました。契約金は非公表ですが、計200億円超で1年間約25億円の支払いが予想されているそうです。
オリンピックスポンサーの費用対効果や意味はどのようなものか
これははっきりいって公開されている情報がとても少なく当事者でないとなかなか知りえないようです。目に見えない宣伝効果とうたわれているように、効果はあるような無いようなと言ったところで判断いたしかねるのが実情ですね。
企業によってもオリンピックのスポンサーとなって得たい対価はそれぞれ違ってくるようで、こちらも同じく大企業のCEOのような凄腕の思惑の裏を読まなければなりません。確実なのは、会社の福利厚生やお得意様への接待としてオリンピックのゲームチケットが配られます。観戦が好きな方にはとても嬉しいですよね。
まとめ
「ワールドワイドオリンピックパートナーに時計のオメガが籍を置いており、陸上競技などのタイム掲示板にオメガの文字とロゴマークが必ず入ってくるだろう。」という予想記事を読んだ私は、このことを忘れない限り選手そっちのけで掲示板のオメガのロゴを探すと思います。それにしても、スポンサー争いには企業の思惑が見え隠れして面白いですね。