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こんな珍しい競技あったの?階段駆け上がり大会を調査してみた

2016 10/27 18:11
JR京都駅ビル階段,Shutterstock.com
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Photo by Kinek00/Shutterstock.com

スポーツといっても競技はさまざま。珍しいものとしては、「階段駆け上がり」大会があります。ただ階段を駆け上がるだけじゃないかとあなどるなかれ。ここでは3つの大会を紹介します。

京都では恒例イベント JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会

1998年からという歴史のある大会。毎年2月第3土曜日に開催されます。選手たちは171段で高低差30メートル、全長にすると70メートルのコースを一気にかけあがります。
一般部門とパフォーマンス部門があり、一般部門では、団体の部、個人総合の部、女性の部、45歳以上の部、特別賞があり、パフォーマンスの部では団体の部・特別賞があります。1組4人で合計タイム・個人タイムを競うのですが、そのチームには45歳以上と女性を1人必ず含めなければなりません。
階段は何段飛ばしをしてもいいのですが、ゴールの時間で競います。団体の同タイムの場合はなんと!合計年齢で決まります。優勝タイムに限っては、同一タイムの場合、優勝決定プレーオフを行います。募集は80チーム320人ですが、多い場合は抽選になります。
過去の成績は優勝者はわずか20秒というタイムで、20秒の壁はなかなか越えられないそう。優勝商品は過去、生マグロ1本や、旅行券10万円分、商品券10万円分など豪華なので、自身のある方はぜひ20秒の壁を破って下さい!

福岡タワー超ウルトラ階段のぼり大会のイベントもすごいのです

福岡市のランドマークであり、国内で実は3番目に高い福岡タワーでは超ウルトラ階段のぼり大会というイベントが有名です。2014年の秋に記念すべき50回を迎えたという歴史もあります。
こちらは時間を競うのではなく、地上123メートルの最上階にある展望室までの非常階段、577段をひたすら自分の足のみで目指すのですが、意外とゆっくりとしたペースで上っても10分から15分程度で制覇できるそうなので、お年寄りや子供までも参加できる大会となっています。
潮風の気持ち良さと絶景を楽しみながら登れ、福岡タワーを楽しみながら登ることを趣旨としているようです。春と秋の時期に、一日に数回実施され、各回先着300名となります。料金は大人500円、小中学生・65歳以上300円、4歳以上100円と、誰もが参加できるリーズナブルさ。
参加者には記念品(缶バッジ)とドリンクサービスや、館内で使える割引サービスなどがあります。ただ雨天・荒天で中止になる事や、2016年の春の会は熊本地震の影響で中止になったので、参加予定の方は、ホームページを事前にチェックすることをお勧めします。

日本一の石段・御坂遊歩道のイベント、その名もアタック・ザ・日本一!

こちらは石段が3,333段もあり、熊本が全国に誇れる日本一の遊歩道。普段でも登り切ろうと挑戦する人も多く、途中休憩所やトイレなどあるほどの道のりで、毎年11月にアタック・ザ・日本一というイベントが開催されます。
こちらは3,300段のフルコースと1620段のハーフコースもあります。参加費は保険料も含まれ1,000円と安心価格。募集定員は700名とし、事前申し込みが基本ですが、定員に達しない場合は当日受付(1,200円)もあるそうです。
タイムや順位を争うのではなく、自分のペースで楽しむイベントになっています。その様な趣旨だけあって、石段の途中で特産品によるおもてなしやメイン会場でも美味しい物や、ステージでの演奏会や抽選会などの催しまでもあるゆっくりとした楽しいイベントです。山々などの絶景も素敵です。お申込み方法は、美里町のホームページを確認してみてください。

まとめ

3つのイベントをご紹介しましたが、参加してみたいものはありましたか?気軽に参加できるものが多いので、興味のある方は是非参加して楽しんでくださいね!