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2019年に販売開始?東京五輪のチケットについて調べてみた

2016 10/25 18:05
東京オリンピック競技場 画像
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Photo by Lodimup / Shutterstock.com

2020年開催の東京オリンピックを楽しみたい、せっかくなので世界の一流アスリートたちの活躍を、是非ともこの目で観戦したいあなたへ、オリンピックのチケットの入手について、販売開始や入手方法など過去の例も踏まえて紹介します。

東京オリンピック 観戦チケットの販売開始はいつから?

2020年の東京五輪について、まだ4年先なので気が早いかもしれませんが、せっかくの機会なので是非、観戦チケットを購入したいと思いませんか?
現在まだ、チケットの販売についてIOCからの発表はまだありませんので、過去のオリンピックを参考にしますと、前回のロンドンオリンピック(2012年)は2011年3月から、この夏のリオオリンピック(2016年)は2015年の8月から販売されています。およそ、1年~1年半前からですので、2020年の東京オリンピックも2019年の春か夏ごろにチケットの販売開始となる見込みだと思われます。

東京オリンピック 観戦チケットの購入方法は?

2020年東京オリンピックのチケットは、およそ780万枚、パラリンピックのチケットはおよそ230万枚が販売される予定だそうです。
販売方法は、第一段階としてWEBサイトからの申し込み、その後第二段階としてコンビニなどで販売されます。開会式や花形競技の決勝戦などは、人気がありますので、早めにWEBサイトから申し込むのがよさそうです。世界中から購入されますし、必ず購入できるとは限りません。WEB予約販売になる可能性もありますので、販売スケジュールをこまめにチェックしましょう。

観戦チケットの値段は?

さて、東京オリンピックの観戦を決めたら、気になるのはそのお値段ですね。チケットの値段は競技ごとに違い、開会式や人気競技ほど高くなる傾向があります。
2020年の東京オリンピックのチケット価格はまだ発表されていませんが、過去のオリンピックでは、開会式が25,000円~150,000円、閉会式は20,000円~100,000円、陸上競技の準決勝や決勝は1,000円~30,000円、その他の競技が1,000円~5,000円となっており、席によっても値段に差があります。16歳以下の子供には「子供料金」が導入が検討中だそうです。
なお、チケットの転売は厳格に禁止されています。例えばオークションで高額で落札したのに、会場に入れなかった…そんなことにならないよう気をつけましょう。

1964年東京オリンピックの観戦チケット

2020年の東京オリンピックの観戦チケットのデザインは、どのようなものになるのでしょうか?
ここで1964年の東京オリンピックの観戦チケットについて触れてみます。第12回の開催が決定されたのにも関わらず、戦争のため開催返上した無念の経緯があり、戦後20年余り経ち復興を遂げようと、ひたむきに前を見ていた日本国民にとって、途轍もない大イベントとなった東京オリンピック、1964年のエンブレム、チケット、冊子等のデザインは秀逸で今見ても素晴らしいです。
インターネットなどまだ存在していなかった当時、長い列に並んでやっと手に入れることが出来たそのチケットは、今で言う絵文字のように何の競技かイラストでわかるように描かれ(ピクトグラム)、その後世界中でスタンダードになりました。
また、半券が3つに分かれており、ゲートとエントランスで2回もぎとられ、席の部分だけが手元に残ったそうです。後に記念になるような、日本らしさを感じるチケットになることを期待したいと思います。

観戦チケットをどうしても手に入れたい!

1964年の東京オリンピックの開会式で、青空に航空機で描かれた五輪のマークは今振り返っても、感動します。10月開催のためか、当時の開会式の映像を見ると、スーツ姿でパリっとした姿が目立ちます。戦後からの復興を、広く世界に発信するそんな気概を感じました。
そして、いよいよ迎える2020年の東京オリンピックはどのように開会式が行われるのか…今からとても楽しみです。開会式のチケットは特に人気があり、プレミアがついて価格も高騰しそうです(25,000円~150,000円の予想)。競技によっては価格的にも購入しやすいことがありますので、そんな種目を狙ってみてはいかがでしょうか。
または、ボランティアとして参加する(残念ながら純粋に観戦することはできませんが)…首都東京でコンパクトに開催されるオリンピック、存分に楽しみたいものです。

まとめ

東京オリンピックのチケットについてまとめてみました。せっかくの自国開催ですから、願わくば観戦に行きたいものですね。もしも、チケットが購入出来なかったら、都内の公園では大ビジョンで放映されるようですが、自宅でテレビ観戦の方も多いでしょう。または、マラソンや、競歩などロード競技はそのコースがわかれば沿道から選手に声援を送ることができます。いずれにしても、アンテナを張ってオリンピックの情報を集めることが肝心なようです。