男子種目は正式採用なるか
2016年に開催されたリオオリンピックでは女子競技が行われました。世界大会では男子競技もあるのですが、オリンピックでは男子種目はまだ正式種目採用がされていないのです。
男子種目はオリンピックの正式種目採用を目指しており、2016年リオオリンピック閉会式では2020年東京大会の引き継ぎセレモニーで青森大学男子新体操部員20人がパフォーマンスを行いました。
新体操の特徴として男子と女子で種目が大きく異なることがあげられ、女子は柔軟で華麗な演技をしますが、男子はダイナミックで力強い演技で観客を魅了します。
ぜひ東京では男子選手の活躍をみたいです。
他の出場国の特徴
リオオリンピックでは、17ヶ国が出場してメダル争いをしました。地域別に見ると、アジアでは日本と中国が出場しています。韓国がいないのは少し意外ですが、いかにハイレベルであるかが伺えますね。
他の国では、ヨーロッパのチームが数多く出場しており、アメリカや南米の国々も出場します。ここで気になるのはアフリカ勢が1チームたりとも出場していなかったという点です。
新体操では資金力がものを言うケースも多いので、その点でもアフリカ勢には厳しいのでしょうか。
日本は、2015年の9月にドイツで行われた世界選手権であっさりと出場権を獲得しました。
選手はオーディションによって選ばれる
最近は代表チームに愛称をつけることが多いですよね。新体操でもその流れを汲んでいて、日本代表には「フェアリージャパン」という愛称がつけられています。フェアリーは妖精と訳すことができますが、まさしく妖精のように舞う感じをアピールしているのです。
日本代表には化粧品でおなじみのPOLAがスポンサーについています。その名称を取り入れて「フェアリージャパンPOLA」と呼ばれるケースもあります。2007年から今の名称となっていますが、徐々に力を付けており、頻繁にメンバーのオーディションが開催されています。選考ではなくオーディションというのが、どこか芸能界的みたいですね。
フェアリージャパンのメダルの可能性は?
フェアリージャパンのメダルの可能性がどの程度あるかが、たいへん興味深い点ですよね。
2015年の世界選手権では団体競技で5位に入るなど着実にレベルアップしており、種目別のリボンに限って言えば、銅メダルを獲得しました。
2016年のリオオリンピックでは女子団体総合8位になっておりますが、予選では大技を決め、会場を沸かせてくれました。
東京オリンピックでは大舞台の雰囲気に飲み込まれず、しっかり力を発揮してほしいものです。
まとめ
フェアリージャパンはどん底時代を乗り切って着実にメダルに向かって突き進んでいる印象があります。
ぜひともメダルを獲得して、さらなる盛り上がりを見せてほしいものです。
以上「東京オリンピック新体操の注目ポイント」でした。