Juju、2021年はアメリカF4に参戦
1月19日、NODAレーシングコンサルタンツはプロレーサーとして活躍するJuju(じゅじゅ)こと野田樹潤が、2021年のレース活動をアメリカ合衆国の F4 UNITED STATES CHAMPIONSHIP(F4 US)に参戦することを発表した。
F4 USは、2020年に出場したF4 Danish Championshipと同様にFIA(国際自動車連盟:Federation Internationale de l'Automobile ※)が定めたFIA-F4の国際規格に基づくレース。2020年は、18レースに41名がエントリーし、各レースとも30選手前後が出場し激戦を繰り広げた。2021年は、バージニア州アルトン、カリフォルニア州ソノマ、同 サリナス、オハイオ州レキシントン、ミネソタ州レイナード、テキサス州オースティンの全米6か所を3月から11月まで転戦し全18レースが予定されている。
※Federationの「e」は、正式には「e」の上に「´」
所属するチームは、F4 US参戦のためにNODA Racingがアライアンスを組む「Jay Howard Driver Deveropment」。「Jay Howard Driver Deveropment」は、2006年のインディプロシリーズ・チャンピオンのJay Howard氏(写真 右)が立ち上げ、若手レーシングドライバーを育成と米国内のレースに参戦をの目的としたチームだ。2020年は、5選手がエントリーし、チームのポイントランクは3位だった。
車両は、シャシーがLigier、エンジンはHONDA製の2リッター、タイヤはHankookのワンメークとなる。
Jujuは、デンマークでのレース終了後の12月に渡米、Barber motor speedway(アラバマ州バーミングハム)でテスト走行、2020年のポールポジションタイムを上回るなど確かな手ごたえを得たという。現在は、すでにJay Howard Racingの本拠地インディアナ州に入り、3月6日の開幕戦に向けた準備を進めている。
メインスポンサーは、株式会社Tポイント・ジャパンと株式会社ミキハウスが引き続き務める。2社に加え2021年は、F1チームを支援した実績もあるグローバル企業「ROKiT」が、Jujuを育成ドライバーとしスポンサー支援を行うとしている。
【2021年 F4 UNITED STATES CHAMPIONSHIP 参戦体制】
■チーム名 Jay Howard Driver Deveropment
■チーム体制
・監 督 Jay Howard
・ドライバー Juju(じゅじゅ)
・エンジニア 野田英樹/ Louis D’Agostino
・チーフメカニック 谷嶋邦彦/ Peter Drummond
■車両
・名称 T-POINT mikiHOUSE ROKiT
・シャシー Ligier
・エンジン HONDA 2.0 リットル
・タイヤ Hankook
■メインスポンサー
株式会社Tポイント・ジャパン
株式会社ミキハウス
ROKiT