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ラクロスはアメリカで人気のスポーツ!?日本との比較も!

2017 5/8 19:55m-wataru
ラクロス
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出典 Catwalk Photos/Shutterstock.com

ラクロスの起源は、北米の先住民が争いを解決するために行っていた競技にあるとされている。そのため、近代の競技としてのラクロスも、カナダを中心にして、徐々にヨーロッパやアジアへと広まっていった。
アメリカでは人気のスポーツの1つだが、なじみのない方のために、アメリカにおけるラクロスの状況を解説する。

アメリカにおけるラクロスの歴史

ラクロスは当初、北米の先住民が行っていたが、参加者が1000人以上になることもあったとされており、現在のラクロスとはかなり様相が違っていたようだ。
現代の形に近づいたのは1867年。カナダ人のウィリアム・ジョージ・ピアーズにより本格的なスポーツ競技としてのルール化が図られた。その後、アメリカ合衆国では初のクラブチームとなるモホーク・ラクロスクラブ(The Mohawk Lacrosse Club)が1868年に組織されている。その後、1987年には男子によるプロリーグが発足しており、2016年には女子選手によるプロリーグが開設された。

アメリカのラクロス競技人口は?

US Lacrosseが発表している調査結果によれば、アメリカ合衆国におけるラクロスの競技人口は2015年に80万人に達している。2005年の競技人口は38万人強だったので、わずか10年でおよそ倍になっていると言える。
この調査で注目すべき点は、2015年の80万人を超える競技人口のおよそ半分である約444,000人が14歳以下のユース選手であるということだ。これらの若手選手の中から、将来プロリーグで活躍するようなスター選手が誕生することだろう。

アメリカのラクロスプロリーグ

アメリカ合衆国におけるラクロスの男子プロリーグには、NLL(ナショナル・ラクロス・リーグ)とMLL(メジャーリーグ・ラクロス)の2つがある。1987年にシーズンがスタートしたNLLは、屋内で行われるボックス・ラクロスのプロリーグであり、2017年ではアメリカ合衆国とカナダのチームを含めた9チームから成っている。
一方のMLLは、2001年にシーズンがスタート。屋外で行われるフィールド・ラクロスが行われている。こちらは2017年においてアメリカ合衆国に拠点のある9チームから成っている。

アメリカのプロリーグで強いチームはどこ?

アメリカのラクロスプロリーグNLLで強豪チームと言えば、カナダのオンタリオ州トロント市を拠点に活動しているToronto Rockだ。1998年に設立されて以降、6度のリーグチャンピオンに輝いている。現在はリーグに参加していないが、Philadelphia Wingsも同じく6回、リーグチャンピオンに輝いている。
MLLでは、コロラド州デンバー市のDenver Outlawsが2014年と2016年にリーグチャンピオンになっている。

日本とアメリカのラクロス文化の比較

日本でラクロスチームが初めて結成されたのが1986年、慶應義塾大学ラクロス部であるとされている。その後、主に大学生のサークルや部活動として全国的に広がっていった。現在では、社会人によるクラブチームも結成されており、毎年ラクロス日本一を決める全日本選手権大会が開催されている。
しかし、国内の競技人口はおよそ2万人と言われており、大学から競技を始める選手が多いことも事実だ。アメリカでは、14歳以下からラクロスを始める選手の割合が高く、必然的に競技レベルにも差が出ていると言えるだろう。

まとめ

アメリカ合衆国におけるラクロスの状況を紹介した。
野球のMLBやバスケットボールのNBAなど北米4大プロスポーツリーグと比較すると、ラクロスは競技人口などの面で劣る部分はある。しかし、毎年競技人口は増加しており、伝統的なスポーツとして未だ根強い人気を誇っていると言える。

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