ガールズケイリンの外国人短期登録選手制度とは?
ガールズケイリンの外国人短期登録選手制度とはいったいどのような制度なのでしょうか。普段はガールズケイリンには、日本人女子選手のみがレースに出場していますが、その日本国内で開催されているガールズケイリンに外国人選手が参加できる制度です。毎年要項で人数や登録年数、出場開催日程が発表されます。
過去の出場選手をみても分かりますが、資格は、自転車競技の国際大会で優秀な成績を収めた選手ばかりです。選手にとっては、世界のレベルを体感するいい機会になっています。
外国人参加選手"リ・ケイシ"選手
今シリーズ参戦のリ・ケイシ選手は、世界選手権、ワールドカップでも常に上位の成績を収めている選手です。ロンドンオリンピックでは銅メダルも獲得した実力者なので、その力を知る人も多いでしょう。香港出身の彼女は、まさに香港自転車界の女王に君臨しています。
休日には、読書やカラオケで過ごすという彼女。スプリントでは圧倒的な強さを誇り、とにかく相手を置き去るスピード、彼女の圧巻の走りに注目してみてはいかがでしょうか。
外国人参加選手ケイティ・マーシャン"選手
なんと陸上7種競技から自転車競技に転向し、たった2年のキャリアでリオオリンピックスプリント銅メダルを獲得したケイティ選手。イギリス出身で、まだまだその力は未知数と言っても過言ではないでしょう。とにかくガールズケイリンは個人勝負、ラインがないだけ実力差がものすごく出る競技です。
リオでは一人で走るスプリントでの銅メダルでしたので、まわりの選手と競争するケイリンではどのような力を発揮するのか今後の活躍に注目が集まっています。
外国人参加選手"モニク・サリバン"選手
昨シーズンは、ワールドカップ第2戦で3位となったカナダ出身で北米屈指のスプリンターです。力強い走りのみならず、頭を使って作戦を実行し確実にゴールを勝ち取るその力はまさに本物と言えるでしょう。幼いころから外の400バンクで練習していたということもあり、日本の外のバンクは、まるでホームタウンに戻ってきたかのようだと話す彼女。そんな彼女が、幼いころから慣れ親しんだバンクを味方につけ、ゴールを真っ先に駆け抜ける瞬間をみる時が来るでしょう。
外国人選手の参加で今後はどうなる?
ガールズケイリンに毎年参加する外国人選手は、みな国際大会で活躍している選手たちばかりです。彼女たちが日本のケイリンに出場することで、日本人選手が世界の力を知るいい機会になります。海外の力を実際のレースで戦うことでその強さを戦い方を肌で感じることができるのは貴重な体験になります。勿論、負けてたまるかといううモチベーションにもなるでしょう。
外国人と同等に戦えて、今後のガールズケイリンを背負って立つ強い選手が表れることを期待したいですね。これら外国人のスター選手を見たいというケイリンファンもますます会場に集ってくることで、ガールズケイリンのますますの発展につながっていくことでしょう。
まとめ
以上、ガールズケイリンに出場しているおもな外国人選手の紹介と、今後の展望を解説してきました。日本人選手と有名な外国人スター選手がレースで戦うことで切磋琢磨し、ますますガールズケイリンが発展してくれるでしょう。