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多い選手は2億円超え!?競輪選手は一体いくら稼げるのか

2017 1/25 10:28
競輪選手
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Photo by masuti / Shutterstock.com

北九州が発祥の地といわれる公営競技の競輪。バンクを滑走する選手たちの収入についてまとめてみました。競輪選手たちの平均年収、賞金額の決まり方、歴代高額選手などについてご紹介していきたいと思います。

競輪選手の収入の内容について

競輪選手は実力の世界なので、成績によって年収に差がでてきます。レースの着順に応じて受け取る賞金に加えて、競輪選手ならではの手当がいくつかあります。着順に関係なく受け取る「参加手当」、雨や雪が降った時に受け取る「雨敢闘手当」、年末年始に支給される「正月手当」などです。
先頭誘導員資格を持つ選手がレースで先頭誘導員をすると手当が支給されるので、賞金の少ない選手にとっては貴重なアルバイトになります。また、レースの競輪場までの交通費も全額支給されますので、これも競輪選手の収入となります。

競輪選手の平均的な年収について

男性選手は、レースでの成績によってS級S班、S級1班、S級2班、A級1班、A級2班、A級3班の6つにランク分けされています。最上位であるS級S班の選手は年収が1億円を超え、以下S級1班の選手では平均で約3000万円、A級1班は約1100万円、新人選手のA級3班の選手でも600万~800万円といわれているので、かなりの高額です。
しかし、近年は競輪界全体の売上が減少しているので、賞金額も減少してきています。なお、女性選手のガールズケイリンは、選手全員がA級2班の同級で、平均年収は600万円。しかし一般女性の平均と比べるとやはり低くはない収入であるとも言えますが。

競輪選手の賞金額はレースのグレードで変わる

賞金額はレースのグレードで大きく変わっています。レースのグレードにはS級選手のみが出場できるGP、GI、GII、GIIIと、A級選手も出場できるFI、A級選手のみのFIIとあります。GPの「KEIRINグランプリ」では、1着の賞金額は1億円で、S級選手から選ばれた9人の選手によって一発勝負で争われるので、1レースで1億円獲得することも夢ではありません。
2着以下も賞金があり9着でも500万円を手にできるので、いかに技術を磨きグレードの高いレースに出場できるかが年収の鍵だといえます。また、同グレードのレースでも開催する競輪場によって賞金が違いますが、どのレースに出場するかは、競輪レースを運営するJKAが選びます。

競輪選手の歴代高額賞金額について

1980年に中野浩一選手が初めて1億円を超えてから、1億円を超える選手が増えてきました。そして1997年には、神山雄一郎選手が2億円を超えました。歴代で2億円超えの選手は5人おり、他に山田裕仁選手、村上博幸選手、海老根恵太選手、伏見俊明選手です。
歴代最高賞金額獲得の山田裕仁選手は、2002年、2003年と2年連続です。最近は、競輪競技の売上の低下から2億円超えは出ていませんが、競輪選手が高収入であるのは変わりません。やはり、KEIRINグランプリを制することが、年間の賞金王になるポイントとなっています。

女性の競輪選手の年収と賞金について

女性の競輪「ガールズケイリン」でがんばっている選手が50名以上います。年収は平均600万円で、男性選手と比べると低めです。レースのグレードは基本的に、FI、FIIの2つで、賞金は、レースのグレードと勝ち抜きの段階で変わります。
FIクラスのレースで、決勝の優勝賞金が30万円台、最下位は7~8万円。予選レースだけだと、1着で6~8万円、最下位は3万円ほどの賞金です。全勝で50万円ほど、全敗でも20万円程度の収入となります。男性選手のKEIRINグランプリにあたる、その年の好成績の選手7名による一発勝負・ガールズグランプリの優勝賞金は500万円なので、ガールズグランプリに出られるかどうかで年収はかなり変わります。1年のがんばりが重要です。

まとめ

競輪選手のお金の事情についてまとめてみました。いろいろな手当に加え新人選手でも600万円ぐらいから報酬があるようです。年収2億円を超える選手も何人も存在してきました。女性選手は男性選手のA級2班と同級となるため良くても600万円ほど。ガールズケイリンの規模が小さいとは言え数字のみを見ると2億超えの選手がいることを思えば男性選手とは相当な格差がありますね。
とはいえ男女共に自転車に人生を賭け、足ひとつで大きく夢を見ることが出来る勝負の世界。選手たちの年収の大きさを知ることで、ケイリンの面白みがまた違って見えてくるかもしれません。

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